Kintone
kintone(キントーン)とは、サイボウズ株式会社が提供している、Webデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスである。 提供リージョンクラウドサービス「kintone」は、日本、アメリカ(グローバル)、中国の3リージョンで提供されている。 リージョンによってユーザー管理などの一部の機能に差があり、「kintone」で検索して表示されるヘルプページは、URLによってどのリージョンについての記述かを見分ける必要がある。 日本日本では「kintone」(すべて小文字)。日本国内の自社データセンターで、ドメイン「cybozu.com」で提供[1]。 アメリカ(グローバル)アメリカ(グローバル)では「Kintone」(先頭大文字)。 US国内のAWSデータセンターで、ドメイン「kintone.com」で提供[2]。 中国中国では「才望云」。ドメイン「kintone.cn」で提供[3]。 機能マウス操作で直感的に自社に合ったシステムが作成できる他、豊富なAPIを通じて他システムとの連携も容易に可能となっている。さらに、従来であればJavaScriptなどを使用したカスタマイズが必要だった部分も画面上の設定で行えるgusuku Customineがアールスリーインスティテュートよりリリースされた[4]。同サービスを利用すれば、プラグインでは実現できず、カスタマイズ開発が必要で諦めていた機能もカスタマインで実現することができる[5]。 従来のシステム開発は、プログラミングができる社内開発体制か、システムインテグレータへの依頼が必要だった。しかし、日本国内においてはkintoneがリリースされてからユーザーが「業務システムは自分で作る」という考えや、開発会社においても「ユーザーと一緒に良いものを作っていく」という意識が浸透し始めた。その結果、人月商売だったシステム開発の考え方に変化が起こりつつあり、顧客の目の前で開発を行う面前開発など、新たな開発手法も見られるようになった。 略歴
脚注
関連項目外部リンク |
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