株式会社JWAY(ジェイウェイ)は、第三セクターの電気通信事業者および特定地上基幹放送事業者。主力事業は、茨城県日立市・東海村・ひたちなか市などをサービスエリアとする有線テレビジョン放送(ケーブルテレビ)である。
概要
- 2004年(平成16年)5月 - 設立。
- 2005年(平成17年)3月1日 - 開局。
- 2006年(平成18年)3月 - 日立市全域の整備を完了。
- 2019年(令和元年)6月 - 東海村全域の整備を完了[2]。
- 2020年(令和2年)11月 - ひたちなか市の一部の工事を完了。
- 2022年(令和4年)7月1日 - 子会社でコミュニティ放送「FMひたち」を運営してきた「株式会社えふえむひたち」を吸収合併[3]。
- 2024年(令和6年)4月 - ひたちなか市全域の整備を完了[4]。
ケーブルテレビ
在京系列局や独立放送局を含めた県域の地上波民放テレビ局が47都道府県で唯一存在しない茨城県の事情を踏まえ、サービスエリア内の地域情報を発信する自主放送(JWAYコミュニティチャンネル)を実施している。
自主放送の「JWAY11ch」は日立市のエリアとひたちなか市の一部と東海村のエリアで番組編成が異なっていたが、2024年7月1日からは両エリアを統合した番組編成に変更した[5]。
コミュニティ放送
コミュニティ放送局「FMひたち」を運営する株式会社えふえむひたちを2017年11月に子会社化した。2022年7月1日に合併したことで特定地上基幹放送事業者となり、「FMひたち」の運営を引き継いだ。
詳細はひたちエフエムの記事を参照。
サービス内容
- ケーブルテレビ ライト - 有線テレビジョン放送(ケーブルテレビ)、有線ラジオ放送
- スマートテレビN光 ベーシックHD - 有線テレビジョン放送(HDD・Wi-Fi内蔵スマートテレビ)、有線ラジオ放送
- 地上・BS・CSデジタル放送(CSデジタルは26ch)、自主放送、FMラジオ放送
- スマートテレビN光 デラックスHD - 有線テレビジョン放送(HDD・Wi-Fi内蔵スマートテレビ)、有線ラジオ放送
- 地上・BS・CSデジタル放送(CSデジタルは36ch)、自主放送、FMラジオ放送
- ケーブルインターネット光 - インターネット接続サービス
- 下り・上り共に10Gbpsの"10G"、下り2000Mbps/上り1000Mbpsの"2G"、下り・上り共に1000Mbpsの"1G"の3種類がある(ベストエフォート型サービス)[6]
- ケーブルプラス電話 - KDDIの回線を利用するIP電話サービス
- 全国のケーブルプラス電話の加入者同士は通話料が無料。また、条件の適用によりauのスマートフォン/ケータイへの通話料が無料となり、「auスマートバリュー」や「UQモバイル自宅セット割」の適用対象となる。
地上波系列別再送信局
放送チャンネル一覧
以下は2022年7月時点で新規契約を受け付けているコースにおけるチャンネルの一覧。新規受付を終了しているコースによっては視聴が不可となるチャンネルがある。△印はペイチャンネルで、視聴するにはチャンネルごとに契約が必要。
- 地上デジタル放送はUHF帯周波数変換パススルー方式であるため、TV111を除きSTBが無くとも地上デジタル放送対応テレビ(またはチューナー)であれば視聴可能である。
- 地上デジタル放送のTV111はSTBが無くともCATVパススルー対応地上デジタル放送対応テレビ(またはチューナー)であれば視聴可能である。
- 日立中継局付近に自前の受信点があり、そこで受信出来ないチャンネル(TOKYO MX/チバテレビ/テレ玉/とちぎテレビ/放送大学)は、つくば市のACCSと共用している受信点(つくば三井ビル)から光ファイバーで伝送している。
- 2022年現在、日立市内で受信可能なチャンネルについては日立市幸町の自社ビルから日立神峰中継局を受信している。
- デジタルTVはJC-HITSを使用している。
- VHF1ch - 12chはデジアナ変換で2015年3月末まで視聴可能だった。
- デジアナ変換対象外のUHF局(TOKYO MX/チバテレビ/テレ玉/とちぎテレビ/放送大学)のアナログ再送信は2011年7月24日 12:00をもって一斉に終了した。
FMラジオ放送一覧
脚注
関連項目
外部リンク