日付 |
時間 |
スタジオ |
作業工程
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1981年
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11月15日 |
13:00 - |
渋谷・MACスタジオ |
次のアルバムの方針および、「over」ツアーのステージ・イメージ作りについてのミーティング。
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11月16日 |
15:00 - |
同月24日にNHK『若い広場』で撮影する「愛の中へ」の練習。
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11月17日 |
15:00 - |
前日同様「君におくる歌」の練習。 また、アルバム『over』からなるべく早くシングル・カットをする話が出て、A面は「言葉にできない」に決定。B面は明日決める事となった。
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11月18日 |
15:00 - 20:00 |
シングルB面は、多数決で「君におくる歌」に決定。 初めて、新しいアルバムの最初の音出し。曲は仮タイトル「松-1」(かかえきれないほどの愛)。
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11月19日 |
13:00 - |
24日まで曲作り期間のためしばらく休みとなるため、セッティングされた楽器類をトラックに収納。このほか、ミーティングと取材。
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11月24日 |
13:00 - |
新しい曲の譜面が上がってこず、アルバムに対する考え方のミーティング。
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11月25日 |
13:00 - |
「松-1」リズム決め。
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11月27日 |
21:00 - |
「Yass-1」(揺れる心)の音出し。
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11月30日 |
13:00 - 23:00 |
「松-1」の音出し。 アルバム・タイトルについてのミーティング。
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12月01日 |
14:00 - 24:00 |
大久保・フリーダム・スタジオ |
Aスタジオ |
16:00にスタジオ入りした小田は「ODA-1」(YES-YES-YES)を18:00頃に仕上げ、自身によるCP-80からレコーディングを開始。 次いで鈴木のギター入れ。その後大間のドラムスとタンバリンおよび、松尾のギターを入れようとしたがまとまらず一旦終了。
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12月02日 |
14:00 - 24:00 |
「松-1」レコーディング。 20:00から「Yass-1」のリズム録り。
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12月03日 |
14:00 - 24:00 |
「ODA-1」の小田のCP-80のみ、リアル・ドラムでテンポを決めてレコーディング。
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12月04日 |
14:00 - 24:00 |
「ODA-1」に鈴木のアコースティック・ギター、清水のエレキ・ベース、小田のプロフェット5をレコーディング。 21:00より、大間のドラムスとタンバリンをレコーディング。
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12月05日 |
15:00 - 23:00 |
「ODA-1」に小田のプロフェット5、清水のエレキ・ベースをレコーディング。 その後、「Yass-1」に大間のティンバレスをレコーディング。
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12月06日 |
14:00 - |
「松-1」に松尾のエレキ・ギターとアコースティック・ギターをレコーディング。 19:00から「Yass-1」に鈴木のエレキ・ギターと小田のプロフェット5をレコーディング。
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12月07日 |
14:00 - 18:00 |
「松-1」に松尾のエレキ・ギターをレコーディングし、すべて終了。 翌日からはMACスタジオにてツアー・リハーサル開始のため、レコーディングはこの日からしばらく休みとなる。
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1982年
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3月12日 |
13:00 - 19:00 |
大久保・フリーダム・スタジオ |
Aスタジオ |
レコーディング再開のため楽器の仕込み。メンバーはミーティング。
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3月13日 |
15:00 - |
スタジオ改装後、初の音出し。 新しい設備が入っているため、音の感覚がつかめず、前年12月に録音した3曲を聞き直し、 音作りのために「メインストリートをつっ走れ」「一億の夜を越えて」「のがすなチャンスを」を演奏して、聞いてみる。
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3月14日 |
15:00 - 19:00 |
「ODA-2」(決して彼らのようではなく)の音出し。
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3月15日 |
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翌日からのツアーのため、楽器の搬出。
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4月19日 |
15:00 - 21:00 |
小田・鈴木は譜面を上げる作業。その間、大間のドラムス、清水のエレキ・ベース、松尾のエレキ・ギターの音作り。
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4月20日 |
15:00 - 24:00 |
小田、「ODA-3」(きっと同じ)のリハーサル。その後、全員で音出し。
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4月21日 |
15:00 - |
15:00よりテレビ番組のミーティング。 16:00より「ODA-3」「Yass-3」(愛のゆくえ)の音出し。 22:00より「ODA-2」にリアル・ドラムに合わせ、小田のプロフェット5、大間のドラムス、清水のエレキ・ベースをレコーディング。
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4月22日 |
13:00 - 24:00 |
「ODA-2」に大間のタム、小田のプロフェット5、CP-80をレコーディング。 21:00より「Yass-2」(素敵なあなた)のリハーサル。
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4月23日 |
13:00 - 24:00 |
「ODA-2」に小田のCP-80、タンバリンをレコーディング。 「Yass-3」に鈴木のエレキ・ギター、小田のCP-80、清水のエレキ・ベースをレコーディング。
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4月24日 |
13:00 - 25:00 |
「ODA-3」、Aパターン、Bパターンを聞いてみたが、どちらも出来が今一つとの結論に至る。 「Yass-2」リハーサル。
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4月26日 |
14:00 - |
「ODA-4」のリハーサルを小田、清水、大間でやってみるが、この曲は後に没となった。 「Yass-2」に清水のエレキ・ベース、小田のプロフェット5、鈴木のエレキ・ギターをレコーディング。
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4月27日 |
13:00 - 25:30 |
「Yass-2」に鈴木のクラビネット、プロフェット5、大間のタム、鈴木のエレキ・ギターをレコーディング。 21:00より「ODA-4」のリハーサル。
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4月28日 |
14:00 - 26:00 |
「ODA-4」のレコーディング。
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4月29日 |
13:00 - |
「松-1」にプロフェット5のレコーディング。 24:00より次のツアー先の札幌へ楽器を移動させるため楽器のバラシ。 25:00より全員でこれまで録った音の試聴会をスタジオで実施。
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5月11日 |
11:00 - |
札幌から戻ってきた機材の搬入を半日かけて実施。夕方からレコーディング再開。
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5月12日 |
13:00 - 24:00 |
レコーディング。その後、翌日からのツアー先の名古屋へ移動のため、楽器車に積み込む。
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5月22日 |
15:00 - 26:20 |
Aスタジオ |
この日からフリーダムのA、Bの両スタジオを同時使用。 15:00から「Yass-2」のエレキ・ギターをレコーディング。「ODA-1」に大間のティンパニーをレコーディング。 前回のレコーディングでバック・トラックのみレコーディングされていた「松-前」(哀しき街)の仮メロ入れ。 「松-1」の仮メロ入れ。
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Bスタジオ |
「ODA-3」のアコースティック・ギターをレコーディング。初めは小田の1本だけの予定だったが、やや弱いということで鈴木がマーチンを弾く。 その後、「ODA-3」に小田のプロフェット5をレコーディング。
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5月23日 |
15:00 - |
Aスタジオ |
「松-1」に小田のプロフェット5をレコーディング。「ODA-4」に松尾のエレキ・ギターをレコーディング。
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Bスタジオ |
15:00から歌詞を考える部屋に使用。
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5月24日 |
15:00 - |
Aスタジオ |
「I LOVE YOU」にメンバー全員がそれぞれコーラスをレコーディング。「ODA-3」に初めて歌とコーラスを入れる。
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Bスタジオ |
24:00から松尾の曲の歌詞を考える部屋に使用。
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5月25日 |
15:00 - |
Aスタジオ |
「ODA-1」に小田の歌入れ。この時、この曲をシングル・リリースできないかという声がメンバーから上がる。
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Bスタジオ |
鈴木の曲の歌詞を考える部屋に使用。
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5月26日 |
15:00 - |
Aスタジオ |
「ODA-1」に小田のボーカルをレコーディング。 「松-1」に松尾の仮歌入れ。
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Bスタジオ |
25:00から「ODA-2」に大間のドラムスを逆回転レコーディング。
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「ODA-1」のシングル・カットについて全員でミーティング。その結果、今回は見送る事になる。
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5月27日 |
15:00 - AM6:00 |
Aスタジオ |
「Yass-3」に鈴木の仮歌入れ。「ODA-2」に小田の仮歌入れ。
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前日、いったんは見送ることが決まった「ODA-1」のシングル・カットについて再度ミーティング。シングル・カットすることが夕方、決定する。
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5月28日 |
15:00 - |
Aスタジオ |
「ODA-1」のトラック・ダウン。発売は6月10日と決まる。
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夕方、カメラマンの田村仁が来て、ジャケット用の写真撮影を行う。撮影後、田村はオフィスに戻り現像、紙焼き。23:00に仕上がる。 これをスタジオでメンバーに見せた後、すぐにジャケット・デザインのためにデザイナーのHIROデザイン・ルームへ行く。デザインの上りは朝5:00。 これを朝一番に印刷所へ納入。
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Bスタジオ |
「松-前」に松尾の仮歌入れ。「Yass-2」に鈴木の仮歌入れ。
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5月29日 |
15:00 - 27:30 |
Aスタジオ |
「Yass-2」に鈴木の仮歌入れ。「ODA-2」に小田のボーカルとコーラスをレコーディング。「Yass-3」に鈴木のボーカルをレコーディング。
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Bスタジオ |
「松-前」に松尾のボーカルをレコーディング。二つのスタジオで同時にレコーディングを行うため、蜂屋量夫が参加。この日はAM3:30で終了。
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小田と松尾は翌日からの次のツアー先である仙台に移動する機材車に同乗して一足先に向かう。
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6月02日 |
19:00 - |
Aスタジオ |
「Yass-2」に鈴木のボーカルとコーラスをレコーディング。
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Bスタジオ |
「ODA-2」のボーカル録り直し。「松-前」に松尾と小田のコーラスをレコーディング。
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この日、アメリカからビル・シュネーがトラック・ダウンのため来日。作業は3日からの予定だったが、前触れもなしに20:00ごろスタジオに現れる。
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6月03日 |
12:00 - 20:00 |
Aスタジオ |
ビル・シュネーによるトラック・ダウン開始(「YES-YES-YES」)。
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6月04日 |
12:00 - 20:00 |
Aスタジオ |
18:00までトラック・ダウン(「きっと同じ」、「素敵なあなた」)。 18:30から子供のコーラス・レコーディング。少年少女合唱団の女子10人に頼んだが上手すぎたため、スタジオの喫茶店の店員に近所の子供たち10人ほどを集めてもらって、コーラスを重ねる。
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Bスタジオ |
マネージャー上野博の子供2人と、その友達数人に集まてもらって近所の公園で録音した「松-1」の子供たちのSEの調整。
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九段下・一口坂スタジオ |
18:00から「Yass-3」のストリングス・ダビング。 20:30から「ODA-2」のブラス・ダビング(ホーン×2、トランペット×2、サックス×2)。この後、「松-前」にもサックス・ソロをダビング。
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6月05日 |
12:00 - 17:00 |
大久保・フリーダム・スタジオ |
Aスタジオ |
トラック・ダウン(「かかえきれないほどの愛」、「哀しき街」、「愛のゆくえ」)。
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6月06日 |
12:00 - |
トラック・ダウン(「YES-YES-YES」やり直し、「揺れる心」、「決して彼等のようではなく」、「I LOVE YOU」)。レコーディング作業はすべて終了。 この後、曲順を決め、翌日からの大阪フェスティバルホール5日間公演のため移動。
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