HETE

HETE
所属 アメリカ航空宇宙局(NASA)
国際標識番号 1996-061A
カタログ番号 24645
状態 打ち上げ失敗
目的 ガンマ線バーストの多波長観測
打上げ機 ペガサス XL
打上げ日時 1996年11月4日
17:08:56 UTC
物理的特長
質量 128.0 kg
軌道要素
周回対象 地球
軌道 楕円軌道
近点高度 (hp) 487.0 km
遠点高度 (ha) 555.0 km
軌道傾斜角 (i) 38.0°
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HETE-2
所属 アメリカ航空宇宙局(NASA)
国際標識番号 2000-061A
カタログ番号 26561
目的 ガンマ線バーストの多波長観測
打上げ機 ペガサス
打上げ日時 2000年10月9日
5:38:00 UTC
運用終了日 2007年3月
物理的特長
本体寸法 高さ:89 cm、横幅:66 cm
質量 124.0 kg
発生電力 168.0 W
軌道要素
周回対象 地球
軌道 楕円軌道
近点高度 (hp) 590.0 km
遠点高度 (ha) 650.0 km
軌道傾斜角 (i) 1.95°
軌道周期 (P) 103分
観測機器
FREGATE ガンマ線検出器
WXM 広視野X線検出器
SXC 軟エックス線カメラ
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HETE(高エネルギートランジェント天体探査機、: High Energy Transient Explorer)は小型宇宙望遠鏡日本アメリカ合衆国フランスの3カ国による国際協力の下製作された。主な目的は紫外線X線ガンマ線を用いたガンマ線バーストの多波長観測。1号機が打ち上げに失敗したため、1号機のフライトスペアー品を用いた2号機が打ち上げられた。

最大の特徴は、HETEがガンマ線バーストを検出した際、その観測結果が直ちに赤道上に配置した地上の受信局に送られる事である。計画はマサチューセッツ工科大学が主導した。

HETE-1

HETE-1は1996年11月4日、アルゼンチンの SAC-B衛星とともに、バージニア州Wallop島からペガサスロケットにより打ち上げられた。ロケットは予定した軌道に達したが、ロケットの第3ステージのバッテリーに不調があり、爆薬ボルトが作動せず、2つの衛星は打ち上げに失敗した。

HETE-2

HETE-2は2000年10月9日に打ち上げられた。HETE-1とよく似ていたが、紫外線カメラが取り除かれ、軟X線カメラが取り付けられた。これは当初からある広視野X線モニターより高精度でバーストの位置検出ができた。別名エクスプローラー79号。運用終了は2007年3月末。

参考文献

  • HETE 1”. NASA. 2010年2月7日閲覧。
  • HETE 2”. NASA. 2010年2月7日閲覧。
  • HETE-2”. 理化学研究所. 2010年2月7日閲覧。
  • RIKEN NEWS September 2008”. 理化学研究所. 2015年1月22日閲覧。

外部リンク