AUBE (アルバム)
『AUBE』(オーブ)は、藍井エイルの2枚目のオリジナルアルバム。2014年1月29日にSME Recordsから発売された。 背景・リリース藍井のアルバムとしては前作『BLAU』から約1年ぶりのリリースとなる。フランス語で「夜明け」を意味するタイトルの「AUBE」は、選曲作業が「1日の流れ」に見えたことと英語で宝珠を意味する「orb」とを掛け合わせて付けられた[3]。そのためジャケットも光のグラデーションを意識したという[3]。 販売形態は初回生産限定盤A(SECL-1450/1)・初回生産限定盤B(SECL-1452/3)・通常盤(SECL-1454)の3種リリースで、初回限定盤には「コバルト・スカイ」、「シリウス」、「クロイウタ」、「虹の音」、「KASUMI」、「サンビカ」のPVを収録したBlu-ray DiscおよびDVDが同梱されている。 音楽性1曲目の「dawning」は、ボーカル曲が全て完成した後、安田貴広に作曲を依頼した。制作中ドラムの音を抜くことで「夜明け」の雰囲気が際立つと考えたため、最終的に同音色を抜いて収録が行われた[4]。 5曲目の「アストラル」は、エッジの効いたロックナンバー。藍井によれば天然の青を意味するセルリアンブルーと人工的な青を意味するプルシアンブルーのどちらかを問う詞に依存(ループ)のようなものを感じており、ループ自体があたかも星の巡行に通じると考えたため「アストラル」を付けたという[4]。 6曲目の「SAILING」は、海をモチーフとした爽やかで希望に満ちた曲[5]。 9曲目の「惑星の唄」は、母性をテーマとしたスローテンポのヘビーロックで、「Planet」に母性的な意味があることから付けられた[6]。 10曲目の「翼の行方」は、デビュー前に安田史生と会ったときに披露した曲で、音源化を長い間切望していたという[6]。 リード曲となる13曲目の「KASUMI」は、日本テレビ系『フットンダ』の2014年1月度エンディングテーマ、および日本テレビ系『ミュージック・ドラゴン』のパワープレイ。藍井曰く「孤独と戦っている曲」で[7]、作詞・作曲を手掛けた新井弘毅によれば、女性が主人公であるという[8]。 14曲目の「A New Day」は、新たな「次の」イメージをするため敢えて「A」を入れており、アレンジも自身の楽曲では初となるアコースティック・ギターとコーラスのみで構成されている[9]。 収録内容CD[1]
BD(初回生産限定盤A)・DVD(初回生産限定盤B)
チャート初週で1.5万枚売上オリコン6位にランクインした。その後8週にわたり売上を伸ばし、2.2万枚のヒット作となった。
出典
参考文献
外部リンク |
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