2015年アジアラグビーチャンピオンシップ・トップ3
2015年アジアラグビーチャンピオンシップ・トップ3(2015ねんアジアラグビーチャンピオンシップ・トップ3、英語: 2015 Asian Rugby Championship Top 3)は、アジアラグビーによるラグビーの国際大会。
前年まで開催されていたアジア5カ国対抗からの改編により発足した大会であり、2015年アジアラグビーチャンピオンシップにおける最上位のディビジョンである。
2014年アジア5カ国対抗上位3カ国によるホーム・アンド・アウェー方式の2回戦総当たりリーグ戦形式により実施された。最下位の1カ国はディビジョン1の最上位国と一発勝負の入替戦「トップ3チャレンジ」を実施する[1]。
出場国
2015年アジアラグビーチャンピオンシップ・トップ3の出場国は、2014年アジア5カ国対抗・トップ5の上位3カ国である以下の国。
- 日本(2014年トップ5、優勝)
- 香港(2014年トップ5、準優勝)
- 韓国(2014年トップ5、3位)
試合会場
成績
順位
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チーム
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勝敗
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得失点
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トライ数
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勝点
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出場権または降格
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試
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勝
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分
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負
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点
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得
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失
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差
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BP
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得
|
失
|
差
|
BP
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1 |
日本 (C) |
4 |
3 |
1 |
0 |
18 |
166 |
40 |
126 |
0 |
26 |
4 |
22 |
3 |
21
|
2 |
香港 |
4 |
1 |
1 |
2 |
8 |
64 |
114 |
-50 |
1 |
10 |
17 |
-7 |
2 |
11
|
3 |
韓国 |
4 |
1 |
0 |
3 |
5 |
110 |
186 |
-76 |
1 |
14 |
29 |
-15 |
2 |
8 |
入替戦に出場
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- 順位決定方式
- 順位決定は勝ち点制で、次の基準により勝ち点が与えられる。勝ち点の多い国を上位とする。
- 各試合の勝ち点は、勝ち=5点、引き分け=3点、負け=0点 とする。
- 7点差以内の負けの場合、ボーナスポイントとして勝ち点1を追加する。
- 4トライ以上を獲得した場合、勝敗に関係なく、ボーナスポイントとして勝ち点1を追加する。
- すなわち勝利時に獲得出来る最大勝ち点は、勝利(5点)+4トライ以上を獲得(ボーナスポイント1点)の計6点となる。逆に敗戦であっても、7点差以内の負け(ボーナスポイント1点)+4トライ以上獲得(ボーナスポイント1点)であれば、計2点の勝ち点(ボーナスポイント)を獲得する。
- 複数の国が勝ち点で並んだ場合、次の基準を順次適用して順位を決定する[2]。
- 当該チーム間(2チーム間)の直接対決の勝者
- 全試合を通じての得失点差
- 獲得トライ数と失トライ数の差
- 総得点
- 総トライ
- コイントス
試合結果
第1週
2015年4月18日 12:00 KST (UTC+09)
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韓国
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30 – 56
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日本
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南洞アジアード・ラグビー競技場(仁川広域市) 観客数: 1,500人 レフリー: ティム・ベイカー(香港)
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トライ: 張成民 (2) 11' c, 15' c 金南郁 68' c コンバート: 呉潤衡 (3/3) 11', 15', 68' PK: 呉潤衡 (3/3) 6', 36', 48'
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ARFU Report JRFU Report
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トライ: ヘイデン・ホップグッド (2) 24' c, 71' m 松井千士 32' m ペナルティトライ 38' c カーン・ヘスケス 46' m 藤田慶和 53' m 田村優 62' m ホラニ龍コリニアシ 74' c アイブスジャスティン 78' c コンバート: 五郎丸歩 (4/9) 25', 39', 75', 79' PK: 五郎丸歩 (1/1) 2'
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第2週
第3週
第4週
2015年5月9日 14:00 JST (UTC+09)
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日本
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66 – 10
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韓国
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レベルファイブスタジアム(福岡県福岡市) 観客数: 4,583人 レフリー: マット・ロッデン(香港)
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トライ: 福岡堅樹 (3) 1' c, 64' c, 79' c 立川理道 16' m カーン・ヘスケス (2) 24' c, 60' c 五郎丸歩 29' c 畠山健介 39' m ホラニ龍コリニアシ 52' c トンプソンルーク 72' c コンバート: 五郎丸歩 (8/9) 1', 24', 29', 52', 60', 64', 72', 79'
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ARFU Report JRFU Report
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トライ: 諸葛彬 11' c コンバート: パク・ハンギョル (1/1) 11' PK: 呉潤衡 (1/1) 49'
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第5週
第6週
個人成績
注釈
- ^ 前半3分に15.五郎丸がPGで3点を追加したが、悪天候のため前半13分(日本代表3-0香港代表)に試合が中断され、試合が中止となった。大会を主催するアジアラグビーによると、この試合のスコアは0–0として扱い、日本代表と香港代表には引き分けとなる勝点3が与えられた。[3][4]
出典
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