ja 2013%E5%B9%B4%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%99%B8%E4%B8%8A%E7%AB%B6%E6%8A%80%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%83%BB%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B3

女子マラソン ; 2013年世界陸上競技選手権大会
	女子マラソンのスタート
会場	ルジニキ・スタジアム
開催地	ロシアモスクワ
開催日	2013年8月10日
参加選手数	70人 (34カ国)
勝利タイム	2:25:44
メダリスト
	« 2011 2015 »

2013年世界陸上競技選手権大会・女子マラソン（2013ねんせかいりくじょうきょうぎせんしゅけんたいかい・じょしマラソン）は、2013年世界陸上競技選手権大会の種目の一つ。は8月10日に行なわれた^[1]。ルジニキ・スタジアムをスタートした後モスクワ川沿いのコースへ出て、1度折り返した後、クレムリン周辺まで片道5キロを3度往復し、スタジアムのゴールへ戻るコースが設定された。ケニアのエドナ・キプラガトが2時間25分44秒の記録で第13回大会に続いて世界選手権2連覇を飾った。

概況

この大会の女子マラソンは大会最初の決勝種目として実施され、気温30℃の条件下で午後2時に始まった^[2]。

レースは、全チェックポイントを先頭で通過したイタリアの37歳ヴァレリア・ストラーネオによって支配された^[3]。エドナ・キプラガトは10キロ地点で先頭集団から30秒近く遅れていた^[4]。キプラガトは14キロ地点で先頭集団に追いつき、賈、ワゴイ、キプケテル、メルカム、タデッセ、福士と先頭集団を形成した。先頭集団から最初に賈が脱落、続いてタデッセ、キプケテル、ワゴイが脱落した。25キロ地点で先頭集団から15秒差の5位で木崎が追走していた。30キロ手前で先頭集団から福士が離れた。先頭集団はストラーネオ、キプラガト、メルカムに絞られたが、メルカムは33キロ地点で遅れ、その後福士に逆転された後に棄権した。40キロ地点でキプラガトがスパートしてストラーネオを離し、決着を付けた^[2]。世界選手権・女子マラソンにおける2連覇は初めて。14秒差の2位にストラーネオが続き、2分01秒差の3位に福士が入った^[5]。

メダリスト

金	銀	銅
エドナ・キプラガトケニア	ヴァレリア・ストラーネオイタリア	福士加代子日本

記録

世界記録	ポーラ・ラドクリフ	2:15:25	ロンドン	2003年4月13日
大会記録	ポーラ・ラドクリフ	2:20:57	ヘルシンキ	2005年8月14日
今季世界最高	プリスカ・ジェプトゥー	2:20:15	ロンドン	2013年4月21日
アフリカ記録	メアリー・ケイタニー	2:18:37	ロンドン	2012年4月22日
アジア記録	野口みずき	2:19:12	ベルリン	2005年9月25日
カリブ海北中米記録	ディーナ・カスター	2:19:36	ロンドン	2006年4月23日
南米記録	イネス・メルチョール（英語版）	2:28:54	ロンドン	2012年8月5日
ヨーロッパ記録	ポーラ・ラドクリフ	2:15:25	ロンドン	2003年4月13日
オセアニア記録	ベニータ・ウィリス（英語版）	2:22:36	シカゴ	2006年10月22日

参加標準記録

標準記録
2:43:00^[6]

日程

日	開始時刻
2013年8月10日	14:00	決勝

時刻はUTC+4

結果

略語	NR	国内記録	PB	自己記録	SB	シーズンベスト	DNF	途中棄権	DNS	棄権	DQ	失格

決勝

順位	氏名	国籍	記録	備考
1	エドナ・キプラガト	ケニア	2:25:44
2	ヴァレリア・ストラーネオ	イタリア	2:25:58	SB
3	福士加代子	日本	2:27:45
04 4	木崎良子	日本	2:31:28
05 5	アレッサンドラ・アギラル（英語版）	スペイン	2:32:38
06 6	エマ・クアリア（英語版）	イタリア	2:34:16	SB
07 7	マダイ・ペレス（英語版）	メキシコ	2:34:23	SB
08 8	キム・ヒギョン（英語版）	朝鮮民主主義人民共和国	2:35:49
09 9	ディーナ・カスター	アメリカ	2:36:12	SB
10	スーザン・パートリッジ（英語版）	イギリス	2:36:24
11	ジェシカ・トレンゴブ（英語版）	オーストラリア	2:37:11	SB
12	Diana Lobačevskė	リトアニア	2:37:48
13	アベル・ケベデ（英語版）	エチオピア	2:38:04
14	キム・ヒソン（英語版）	朝鮮民主主義人民共和国	2:38:28
15	Lishan Dula	バーレーン	2:38:47	SB
16	ソニア・サミュエルズ（英語版）	イギリス	2:38:47	SB
17	シン・ヨンスン（英語版）	朝鮮民主主義人民共和国	2:39:22
18	ドロシー・マクマハン（英語版）	アメリカ	2:39:52	SB
19	Ding Changqin	中国	2:40:13
20	Živilė Balčiūnaitė	リトアニア	2:41:09	SB
21	アルビナ・マヨロワ（英語版）	ロシア	2:41:19
22	Nadezhda Leonteva	ロシア	2:42:49
23	ジャネット・フェイバー（英語版）	アメリカ	2:44:03	SB
24	ルーシー・ワゴイ・カブー（英語版）	ケニア	2:44:06	SB
25	Alina Armas	ナミビア	2:45:09
26	アレフティナ・ビクティミロワ（英語版）	ロシア	2:45:11
27	タチアナ・アリャソワ（英語版）	ロシア	2:45:27
28	Wei Xiaojie	中国	2:46:46
29	Kalliopi Astropekaki	ギリシャ	2:47:12
30	Remalda Kergytė	リトアニア	2:47:30
31	Kateryna Karmanenko	ウクライナ	2:48:18	SB
32	Kim Seong-Eun	韓国	2:48:46
33	カルメン・オリヴェラス（英語版）	フランス	2:48:58
34	Cao Mojie	中国	2:49:15
35	Renate Wyss	スイス	2:50:41
36	カリーナ・コルドバ（英語版）	アルゼンチン	2:51:07	SB
37	メアリー・デイヴィス（英語版）	ニュージーランド	2:51:24
38	Iuliia Andreeva	キルギス	2:53:16
39	アリカ・アブリル（英語版）	コロンビア	2:55:13
40	ローレン・シェリー（英語版）	オーストラリア	2:55:40	SB
41	Karina Neipán	アルゼンチン	2:56:02	SB
42	Tanith Maxwell	南アフリカ	2:56:37	SB
43	Zuleima Amaya	ベネズエラ	2:58:22
44	Lanni Marchant	カナダ	3:01:54	SB
45	Nicole Chapple	オーストラリア	3:05:49
46	Daneja Grandovec	スロベニア	3:10:46	SB
47	Nebiat Habtemariam	エリトリア	9:99:97 DQ
48	Érika Olivera	チリ	9:99:98 DNF
48	Chen Yu-Hsuan	チャイニーズ・タイペイ	9:99:98 DNF
48	He Yinli	中国	9:99:98 DNF
48	賈超風（英語版）	中国	9:99:98 DNF
48	Jane Fardell	オーストラリア	9:99:98 DNF
48	Yolymar Pineda	ベネズエラ	9:99:98 DNF
48	ヴァレンティン・ジェプコリル・キプケテル（英語版）	ケニア	9:99:98 DNF
48	María Peralta	アルゼンチン	9:99:98 DNF
48	Leena Ekandjo	ナミビア	9:99:98 DNF
48	フェイセ・タデッセ（英語版）	エチオピア	9:99:98 DNF
48	Kim Mi-Gyong	朝鮮民主主義人民共和国	9:99:98 DNF
48	メセレク・メルカム	エチオピア	9:99:98 DNF
48	ティキ・ゲラナ	エチオピア	9:99:98 DNF
48	野口みずき	日本	9:99:98 DNF
48	メセレト・ハイル（英語版）	エチオピア	9:99:98 DNF
48	Luvsanlkhündegiin Otgonbayar	モンゴル	9:99:98 DNF
48	Sultan Haydar	トルコ	9:99:98 DNF
48	Ümmü Kiraz	トルコ	9:99:98 DNF
48	Helalia Johannes	ナミビア	9:99:98 DNF
48	Slađana Perunović	モンテネグロ	9:99:98 DNF
48	Krista Duchene	カナダ	9:99:98 DNF
48	Beata Naigambo	ナミビア	9:99:98 DNF
48	Maria McCambridge	アイルランド	9:99:98 DNF
49	Patricia Morceli Bühler	スイス	9:99:99 DNS
49	Rosa Chacha	エクアドル	9:99:99 DNS