2012年アジアジュニア陸上競技選手権大会
2012年アジアジュニア陸上競技選手権大会(2012ねんアジアジュニアりくじょうきょうぎせんしゅけんたいかい)は、アジアの20歳以下の選手が出場する、アジア陸上競技連盟主催の15回目のアジアジュニア陸上競技選手権大会。2012年5月下旬には一度開催中止が通達された[1]が、無事に同年6月9日から12日にスリランカ・コロンボにある、2002年のアジア陸上競技選手権大会と同じ会場であるスガサダシュ・スタジアムで開かれた。34の国と地域が参加し、500人超の選手が出場した[2]。合計44種目が男女別に実施された[3]。 中国が15個の金メダルを含む合計23個のメダルを獲得してトップになった。チャイニーズタイペイ(台湾)は6個の金メダルを獲得し、金メダル数では2位となったが、合計獲得メダル数では22個獲得した日本が2位となった。インド、タイ、カタールがそれぞれ4個の金メダルを獲得し、開催国スリランカは合計6個のメダルを獲得した。1個以上のメダルを獲得した国と地域は18であった[4]。 この大会では7つの大会新記録が誕生した。女子5000mでは、双子姉妹の久馬悠と久馬萌(筑波大学)がそれぞれ1位と2位に入り、悠は16分07秒74の大会新記録を出した[5]。カタールのAshraf Amgad Elseifyは卓越した試技で自身の持つアジアジュニア記録を男子ハンマー投で更新した。このほか、棒高跳中国代表の張偉(Zhang Wei)とXu Huiqinがそれぞれ男女の記録を更新、チャイニーズタイペイのLi Ting-Yuが女子3000メートル障害、カタールのHamza Driouchが男子800m、中国のTeng Hainingが1500mでそれぞれ大会記録を樹立した。2人が2種目制覇を達成し、中国のChen Mudanが女子走幅跳と三段跳で、インドのRahul Kumar Palが男子5000mと10000mを制した。なお、5000mと10000mの2位・3位はいずれも日本人選手であった。 結果
男子
女子
国別メダル獲得数 開催国
脚注
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