2008年の世界ラリー選手権(2008 World Rally Championship season)は、FIA世界ラリー選手権の第36回大会となった。
1月24日にラリー・モンテカルロで開幕し、12月5日にウェールズ(イギリス)で開催される最終戦まで、全15戦で争われた。
2008年シーズンを通してタイトル争いするマニュファクチャラー(自動車メーカー)は、2つのグループに分かれる。
まず、マニュファクチャラーはフランスのシトロエン、アメリカ(ただしラリー活動の主導権を握っているのはフォード・ヨーロッパである)のフォード、そして日本のスバル、スズキ、フォードのサテライトチームであるストバート・VK・Mスポーツ・フォードの以上5チーム。
そして、マニュファクチャラーチーム(MT)は、ミュンヒス・フォード・ワールドラリーチームがエントリーした。
タイヤは入札制度を用いた事によりピレリのワンメイク制に決定。なおムースタイヤの使用や、タイヤに溝を掘るなどの改造行為が禁止された。
2008年のスケジュール
2008年の参加チーム及びドライバー
マニュファクチャラー・エントリー
チーム
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コンストラクター
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使用車両
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タイヤ
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車番
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ドライバー
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出場ラウンド
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シトロエン・トタル・ワールドラリーチーム
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シトロエン
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C4 WRC
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P
|
1
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セバスチャン・ローブ
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All
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2
|
ダニ・ソルド
|
All
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BPフォード・アブダビ・ワールドラリーチーム
|
フォード
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フォーカスRS WRC 07/08
|
P
|
3
|
ミッコ・ヒルボネン
|
All
|
4
|
ヤリ=マティ・ラトバラ
|
1-11, 14-15
|
フランソワ・デュバル
|
12-13
|
19
|
ハリド・アル・カシミ
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1-2, 5-7, 9-10, 12-13, 15
|
スバル・ワールドラリーチーム
|
スバル
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インプレッサWRC2007/8
|
P
|
5
|
ペター・ソルベルグ
|
All
|
6
|
クリス・アトキンソン
|
All
|
インプレッサWRC2008
|
14
|
ブライス・ティラバッシ
|
12-13
|
ストバートVK Mスポーツ・フォード・ラリーチーム
|
フォード
|
フォーカスRS WRC 07
|
P
|
7
|
ジャンルイジ・ガリ
|
1-10
|
フランソワ・デュバル
|
11, 14-15
|
マシュー・ウィルソン
|
12-13
|
8
|
フランソワ・デュバル
|
1, 7
|
ヘニング・ソルベルグ
|
2, 4-5, 7-9
|
マシュー・ウィルソン
|
3, 6, 11, 14-15
|
ヤリ=マティ・ラトバラ
|
12-13
|
14
|
ヘニング・ソルベルグ
|
1, 10, 13
|
15
|
バリー・クラーク
|
13, 15
|
16
|
マシュー・ウィルソン
|
1, 4-5, 7-10
|
46
|
バレンティーノ・ロッシ
|
15
|
フォーカスRS WRC
|
23
|
スティーヴ・ペレス
|
15
|
24
|
デイヴ・ウェストン
|
15
|
ミュンヒス・フォード・ワールドラリーチーム
|
フォード
|
フォーカスRS WRC 07
|
P
|
9
|
フェデリコ・ヴィラグラ
|
3-9, 11-12, 14
|
10
|
ヘニング・ソルベルグ
|
3, 6, 11-12, 14
|
ルイス・ペレス・コンパンク
|
4, 9
|
アーモディオス・ヴォヴォス
|
7
|
バリー・クラーク
|
5, 8
|
スズキ・ワールドラリーチーム
|
スズキ
|
SX4 WRC
|
P
|
11
|
トニ・ガルデマイスター
|
All
|
12
|
パー・ガンナー・アンダーソン
|
All
|
- その他、参戦ドライバー
- (各コ・ドライバー及び、JWRC・その他PCWRCの参戦ドライバーは省略)
- - indicates a car running with varying numbers during the season
レース結果とランキング
ドライバーズ・チャンピオンシップ
色
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結果
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金色
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優勝
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銀色
|
2位
|
銅色
|
3位
|
緑
|
ポイント圏内完走
|
青灰色
|
ポイント圏外完走
|
WRCアカデミー完走 (Aca)
|
紫
|
リタイヤ (Ret)
|
黒
|
除外 (EX)
|
失格(DSQ)
|
白
|
スタートせず (DNS)
|
空白
|
エントリーせず (WD)
|
マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップ
ジュニア・チャンピオンシップ
イベント
参照
外部リンク