2000年の横浜ベイスターズ(2000ねんのよこはまベイスターズ)では、2000年の横浜ベイスターズの動向をまとめる。
この年の横浜ベイスターズは、権藤博監督の3年目のシーズンである。
概要
前年オフに絶対的ストッパーの佐々木主浩がシアトル・マリナーズへ移籍し、リリーフ陣も含めて投手陣の戦力低下が懸念されたこの年はロッテを自由契約の小宮山悟が入団した以外明るい話題はなく、またシーズン途中には波留敏夫がケガで戦列を離れ、この年2000本安打達成の駒田徳広が6月18日対広島戦(横浜スタジアム)試合中に帰宅してシーズン途中に罰金20万円と二軍落ちを味わうなど、誤算も続出[2]。6月までは混戦模様で一度は首位に立ち、2年ぶりの優勝が期待された。6月以降は巨人が独走すると中日との2位争いに終始したが、最後は2年連続の3位でシーズンを終了。チームはヤクルトと阪神には多く貯金したものの、5位の広島には貯金1で終えた。投手陣はマリナーズへ移籍した佐々木の穴をルーキーの木塚敦志がカバーし、チーム防御率は前年からやや改善されて3.92まで持ち直したが、被本塁打も多く目立った。打撃陣は鈴木尚典、ロバート・ローズなどの活躍で.277とリーグ1位とマシンガン打線は健在だったが、チーム本塁打は優勝の巨人と約100本差の最下位に終わった。この年を最後に権藤監督が勇退し、西武黄金時代の名将・森祇晶が新監督に就任する。
チーム成績
レギュラーシーズン
オーダー変遷
|
開幕:3/31 |
5/2 |
6/1 |
7/1 |
8/1 |
9/1
|
1
|
遊 |
石井琢朗
|
中 |
波留敏夫 |
遊 |
石井琢朗 |
遊 |
石井琢朗 |
遊 |
石井琢朗 |
遊 |
石井琢朗
|
2
|
中 |
波留敏夫
|
遊 |
石井琢朗 |
中 |
金城龍彦 |
三 |
金城龍彦 |
三 |
金城龍彦 |
三 |
金城龍彦
|
3
|
左 |
鈴木尚典
|
左 |
鈴木尚典 |
左 |
中根仁 |
左 |
鈴木尚典 |
左 |
鈴木尚典 |
左 |
鈴木尚典
|
4
|
二 |
ローズ
|
二 |
ローズ |
二 |
ローズ |
二 |
ローズ |
二 |
ローズ |
二 |
ローズ
|
5
|
一 |
駒田徳広
|
一 |
駒田徳広 |
一 |
駒田徳広 |
右 |
中根仁 |
右 |
中根仁 |
右 |
中根仁
|
6
|
右 |
佐伯貴弘
|
右 |
佐伯貴弘 |
三 |
メローニ |
一 |
佐伯貴弘 |
一 |
佐伯貴弘 |
中 |
多村仁
|
7
|
三 |
進藤達哉
|
三 |
進藤達哉 |
右 |
佐伯貴弘 |
中 |
多村仁 |
中 |
多村仁 |
一 |
駒田徳広
|
8
|
捕 |
谷繁元信
|
捕 |
谷繁元信 |
捕 |
谷繁元信 |
捕 |
谷繁元信 |
捕 |
谷繁元信 |
捕 |
相川亮二
|
9
|
投 |
川村丈夫
|
投 |
斎藤隆 |
投 |
小宮山悟 |
投 |
ベタンコート |
投 |
三浦大輔 |
投 |
川村丈夫
|
[3]
2000年セントラル・リーグ順位変動
順位
|
4月終了時
|
5月終了時
|
6月終了時
|
7月終了時
|
8月終了時
|
最終成績
|
1位
|
広島 |
--
|
ヤクルト |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
2位
|
阪神 |
2.0
|
巨人 |
0.5
|
中日 |
3.0
|
中日 |
6.0
|
中日 |
6.5
|
中日 |
8.0
|
3位
|
巨人 |
3.0
|
中日
|
広島 |
3.0
|
横浜 |
8.5
|
横浜 |
8.5
|
横浜 |
9.0
|
4位
|
横浜
|
広島 |
2.0
|
ヤクルト |
3.5
|
広島 |
10.0
|
広島 |
12.5
|
ヤクルト |
12.0
|
5位
|
ヤクルト |
4.5
|
横浜 |
2.5
|
横浜 |
6.0
|
ヤクルト |
10.5
|
ヤクルト |
14.5
|
広島 |
13.0
|
6位
|
中日 |
5.5
|
阪神 |
3.5
|
阪神 |
8.5
|
阪神 |
13.0
|
阪神 |
15.0
|
阪神 |
21.0
|
オールスターゲーム2000
選手・スタッフ
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---|
監督 | |
---|
一軍コーチ | |
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二軍監督・コーチ | |
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投手 | |
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捕手 | |
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内野手 | |
---|
外野手 | |
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表彰選手
ドラフト
脚注
注釈
出典
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---|
1950年代 | |
---|
1960年代 | |
---|
1970年代 | |
---|
1980年代 | |
---|
1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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1953年開幕直前に松竹ロビンスと球団合併 |