1985年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月8日に開幕した。ナショナルリーグの第17回リーグチャンピオンシップシリーズ(17th National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、翌9日から16日にかけて計6試合が開催された。その結果、セントルイス・カージナルス(東地区)がロサンゼルス・ドジャース(西地区)を4勝2敗で下し、3年ぶり14回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
リーグ優勝決定戦は1969年の開始以来、1984年までの16年間は5戦3勝制で行われてきた。それが今回から、ワールドシリーズと同じ7戦4勝制に変更された。
両球団がリーグ優勝決定戦で対戦するのはこれが初めて。この年のレギュラーシーズンでは両球団は12試合対戦し、ドジャースが7勝5敗と勝ち越していた[1]。今シリーズはドジャースが初戦から2連勝したあと、カージナルスが第3戦から4連勝して逆転した。7戦4勝制のシリーズにおいて初戦から2連敗後の逆転制覇は、1981年ワールドシリーズのドジャース以来、カージナルスがポストシーズン史上延べ8球団目である[注 2][2]。シリーズMVPには、第5戦でサヨナラ本塁打を放つなど、6試合で打率.435・1本塁打・3打点・OPS 1.196という成績を残したカージナルスのオジー・スミスが選出された。しかしカージナルスは、ワールドシリーズではアメリカンリーグ王者カンザスシティ・ロイヤルズに3勝4敗で敗れ、3年ぶり10度目の優勝を逃した。
試合結果
1985年のナショナルリーグ優勝決定戦は10月9日に開幕し、途中に移動日を挟んで8日間で6試合が行われた。日程・結果は以下の通り。
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
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10月09日(水) |
第1戦 |
セントルイス・カージナルス |
1-4 |
ロサンゼルス・ドジャース |
ドジャー・スタジアム |
|
10月10日(木) |
第2戦 |
セントルイス・カージナルス |
2-8 |
ロサンゼルス・ドジャース
|
10月11日(金) |
|
移動日 |
|
10月12日(土) |
第3戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
2-4 |
セントルイス・カージナルス |
ブッシュ・スタジアム
|
10月13日(日) |
第4戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
2-12 |
セントルイス・カージナルス
|
10月14日(月) |
第5戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
2-3x |
セントルイス・カージナルス
|
10月15日(火) |
|
移動日 |
|
10月16日(水) |
第6戦 |
セントルイス・カージナルス |
7-5 |
ロサンゼルス・ドジャース |
ドジャー・スタジアム
|
優勝:セントルイス・カージナルス(4勝2敗 / 3年ぶり14度目)
|
第1戦 10月9日
第2戦 10月10日
第3戦 10月12日
第4戦 10月13日
第5戦 10月14日
第6戦 10月16日
脚注
注釈
出典
外部リンク
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球団 | |
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歴代本拠地 | |
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永久欠番 | |
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カージナルス球団殿堂 | |
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ワールドシリーズ優勝(11回) | |
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ワールドシリーズ敗退(08回) | |
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リーグ優勝(19回) | |
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できごと | |
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傘下マイナーチーム | |
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球団 | |
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歴代本拠地 | |
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文化 | |
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永久欠番 | |
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ワールドシリーズ優勝(08回) | |
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ワールドシリーズ敗退(14回) | |
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リーグ優勝(25回) | |
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できごと | |
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傘下マイナーチーム | |
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