1954 FIFAワールドカップ・アジア予選

1954年3月14日に行われた日韓戦

1954 FIFAワールドカップ・アジア予選(グループ13)は、アジア地区の1954 FIFAワールドカップ・予選である。本大会に出場できるのは1チームのみで、予選参加が認められたのは韓国日本中華民国の3チーム[1]。後に中華民国が辞退したため、韓国と日本の2チームで争われることになった[2]

当時の韓国大統領、李承晩が日本選手の入国を許可しなかったため、2試合とも東京明治神宮外苑競技場で行われた。韓国が第1戦を5-1で勝利した後、2戦目は引き分け、1勝1分でFIFAワールドカップ初出場を決めた[3]

試合結果

アジア予選(グループ13)
順位 チーム 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 勝点
1  韓国 2 1 1 0 7 3 +4 3
2  日本 2 0 1 1 3 7 –4 1
 中華民国

第1戦

 日本1–5 韓国
長沼健 16分にゴール 16分 Chung Nam-sik 22分にゴール 22分83分
Choi Kwang Suk 34分にゴール 34分
崔貞敏 68分にゴール 68分87分
主審: ハラン (香港)

第2戦

 韓国2–2 日本
Chung Nam-sik 24分にゴール 24分
崔貞敏 43分にゴール 43分
岩谷俊夫 17分にゴール 17分61分
主審: ハラン (香港)

大韓民国の旗 韓国が本大会出場権を獲得。

出典

外部リンク