10ミニッツ
『10ミニッツ』(10 Minutes Gone)は、2019年のアメリカ合衆国のクライムアクションスリラー映画。監督はブライアン・A・ミラー、出演はマイケル・チクリス、ブルース・ウィリスなど[3][4][5][6]。 何者かに殴られて気を失っていた10分の間に相棒である弟を殺された銀行強盗一味の男が、弟を殺した裏切り者を捜して奔走する姿を描いている[7]。 アメリカ合衆国では2019年9月27日にライオンズゲート配給で劇場公開された[1]。日本では「のむコレ3」の上映作品の一つとして2019年11月22日に劇場公開された[8][9]。 ストーリー凄腕の金庫破りのスキンヘッド中年のフランクは、弟のジョーを含めたチームと共に銀行強盗を企てる。それは、10分ほどで終わる簡単な仕事のはずだった……。しかし、早々と警察が到着して銃撃戦となり、この強盗計画は失敗に終わる。 逃走の最中、突如何者かに頭を殴られたフランクは10分間意識を失い、目覚めると盗んだはずの「中身のわからない金属製のケース」はなくなり、ジョーは何者かに殺害されていた。状況がつかめないフランクは、ジョーの恋人クレアとともに弟を殺した犯人を探しだそうとする。 強盗メンバーだったバクスターの隠れ家に行ったフランクは、犯行当時の銀行内での出来事を聞きだす。しかし、途中でバクスターが発砲してきたことから、やむなく撃ち返して殺害する。 その後、強盗を裏で手引きしていたレックスは事態の収束を図ろうとし、フランクに『刺客』を送り込む。フランクはレックスと警察双方に追われながら、弟を死に追いやった『裏切り者』を見つけ出すため奔走する。 最後に残った仲間のグリフィンも「裏切り者でない」ことが分かるが、レックス配下の女殺し屋のアイボリーにグリフィンは射殺される。しかし、その直後、フランクに銃を向けるアイボリーはクレアによって撃たれ、彼女によって助けられたかに思われた。 しかし、早々と警察が出動したことや、ジョーを殺害して金属ケースが盗まれたこと……その全てが、「クレアの仕業」であったことが判明する。金属製ケースの中身は「大粒のダイヤモンドの山」で、クレアは事件の後始末をするためフランクを利用していたのだ。 すべてを告白したクレアは、防弾ベストを着ていたアイボリーによって殺害される。そこにレックスが現れ、次の仕事の報酬の「前金」を渡されて、アイボリーと共に去っていく。警察のパトカーが急行してくるが、それを躱してフランクが立ち去ったところで、物語は終わりを告げる。 キャスト※括弧内は日本語吹替 主人公
強盗チーム
レックス一味
作品の評価Rotten Tomatoesによれば、7件の評論のうち高評価はなく、平均点は10点満点中2.00点となっている[10]。 Metacriticによれば、4件の評論の全てが低評価で、平均点は100点満点中13点となっている[11]。 出典
外部リンク |