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埼玉新都市交通伊奈線の「加茂宮駅」とは異なります。 |
鴨宮駅(かものみやえき)は、神奈川県小田原市鴨宮にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)東海道本線の駅である。駅番号はJT 15。
旅客列車は、東京駅発着系統と、新宿駅経由で高崎線に直通する湘南新宿ライン、東京駅・上野駅経由で宇都宮線・高崎線に直通する上野東京ラインが停車する(運転形態の詳細については「東海道線 (JR東日本)」を参照)。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で橋上駅舎を有する。駅舎のバリアフリー工事が完了し、南口、北口、ホームからの上りエスカレータとエレベーターがそれぞれ各1基ずつ設置された。
小田原駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)[3][6]で、自動改札機、指定席券売機が設置されている。また、お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝と夜間の一部時間帯は、遠隔対応のため改札係員は不在となる[4]。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 東海道下り小田原駅止まりの列車で、折り返し上り待避線のホームに到着する列車かつ1本後の列車が熱海方面行きの場合、小田原駅以遠を利用する場合に対して当駅での乗り換えを推奨する放送を流すことがある。これは小田原駅でのホーム移動を伴うためである。
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改札口(2023年4月)
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ホーム(2023年4月)
貨物取扱
2009年現在は臨時車扱貨物のみを取り扱っており、貨物列車の発着はない。これは一旦廃止された貨物取扱を、将来貨物施設が整備されることに備え、国鉄分割民営化直前に「開閉期間・取扱範囲は別に定める」として再開したものである。なお、西湘貨物駅が1970年に開業してから当駅の貨物列車の発着はないものの、そこから伸びる貨物側線が存在し、1994年頃まで当駅の先にあったゼネラル石油の油槽所で貨物の取り扱いがあった。
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は10,924人である。小田原以東の東海道線内の駅では国府津駅、大磯駅に次いで3番目に少ない。毎年8月の酒匂川花火大会が開催される時は、当駅が最寄り駅になるため混雑する。
1995年度(平成7年度)以降の推移は下記の通り。
年度別1日平均乗車人員[7][8]
年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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1995年(平成07年)
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11,834
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[* 1]
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1998年(平成10年)
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11,425
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[* 2]
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1999年(平成11年)
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11,290
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[* 3]
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2000年(平成12年)
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[JR 1]11,705
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[* 3]
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2001年(平成13年)
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[JR 2]11,783
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[* 4]
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2002年(平成14年)
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[JR 3]11,792
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[* 5]
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2003年(平成15年)
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[JR 4]12,056
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[* 6]
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2004年(平成16年)
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[JR 5]12,019
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[* 7]
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2005年(平成17年)
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[JR 6]12,122
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[* 8]
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2006年(平成18年)
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[JR 7]12,372
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[* 9]
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2007年(平成19年)
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[JR 8]12,631
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[* 10]
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2008年(平成20年)
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[JR 9]12,678
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[* 11]
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2009年(平成21年)
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[JR 10]12,556
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[* 12]
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2010年(平成22年)
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[JR 11]12,593
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[* 13]
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2011年(平成23年)
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[JR 12]12,525
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[* 14]
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2012年(平成24年)
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[JR 13]12,671
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[* 15]
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2013年(平成25年)
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[JR 14]12,982
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[* 16]
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2014年(平成26年)
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[JR 15]12,734
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[* 17]
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2015年(平成27年)
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[JR 16]12,851
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[* 18]
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2016年(平成28年)
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[JR 17]12,658
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[* 19]
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2017年(平成29年)
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[JR 18]12,735
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2018年(平成30年)
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[JR 19]12,588
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2019年(令和元年)
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[JR 20]12,432
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2020年(令和02年)
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[JR 21]9,179
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2021年(令和03年)
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[JR 22]9,756
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2022年(令和04年)
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[JR 23]10,531
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2023年(令和05年)
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[JR 24]10,924
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駅周辺
東海道新幹線モデル線の鴨宮基地があったことから、地元の有志により駅の南口側に「新幹線の発祥地・鴨宮」の記念碑が建てられている。また、当駅から小田原側700 m程の地点から新幹線側を見ると(北緯35度16分24.5秒 東経139度10分20.5秒 / 北緯35.273472度 東経139.172361度 / 35.273472; 139.172361 付近)、日本国有鉄道(国鉄)による「新幹線発祥之地」の銘板が見える。モデル線#記念碑も参照。
かつては、地場産業として竹製ものさし製造が盛んであった。計測機器会社が立地しているのはその名残りである。また、海岸には日本専売公社(現:日本たばこ産業)の製塩所があった。
橋上駅舎完成後に南口が開設され、路線バスの発着も北口から南口に移された。また、公共施設が南側にも多く立地するようになった。最近では、鴨宮北口商店街もモデル線に因み「新幹線発祥の地」をアピールしている。
北口
南口
バス路線
「鴨宮駅(南口)」停留所にて、箱根登山バスが運行する路線バスが発着する。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 小田原駅
- 城東車庫前
- コロナワールド
- ダイナシティ
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 東海道線
- ■特別快速(湘南新宿ライン経由)
- 通過
- ■普通(東京方面発着)・■快速(湘南新宿ライン経由、下り列車は戸塚駅から「普通」扱い)
- 国府津駅 (JT 14) - 鴨宮駅 (JT 15) - 小田原駅 (JT 16)
脚注
記事本文
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- 神奈川県県勢要覧
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
鴨宮駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク