鯰鉱泉前駅(なまずこうせんまええき)は、富山県富山市四方荒屋にあった富山地方鉄道射水線の駅(廃駅)である。射水線の廃線に伴い1980年(昭和55年)4月1日に廃駅となった。
歴史
駅構造
廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[4]。ホームは線路の東側(新港東口方面に向かって右手側)に存在した[4]。
無人駅となっていた[4]。駅舎はないがホーム中央部分に待合所を有した[4]。
駅周辺
駅跡
1997年(平成9年)時点では、ホームの残骸らしき土盛りが残存していた[6]。2006年(平成18年)5月時点でも同様で、待合所のコンクリートの基礎も確認できた[5]。2010年(平成22年)時点でも同様であった[3][7]。
鯰温泉のフロントには、鯰鉱泉前駅に敷かれていたレール(ドイツのユニオン社製)と枕木が展示されており、越中電気軌道が開業した1924年の文字が刻まれている。
隣の駅
- 富山地方鉄道
- 射水線
- 布目駅 - 鯰鉱泉前駅 - 四方駅
脚注
- ^ a b c 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 6 北信越』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年10月発行)34ページより。
- ^ a b c 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く3 北陸・信州・東海編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)211-212ページより。
- ^ a b 書籍『新 消えた轍 7 北陸』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2010年12月発行)49,52ページより。
- ^ a b c d e 書籍『RM LIBRARY 107 富山地鉄笹津・射水線』(著:服部重敬、ネコ・パブリッシング、2008年7月発行)38-41ページより。
- ^ a b 書籍『富山廃線紀行』(著:草卓人、桂書房、2008年7月発行)64ページより。
- ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くIII』(JTBパブリッシング、1997年5月発行)108-109ページより。
- ^ 『新 鉄道廃線跡を歩く3』49-51ページより。
関連項目
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1980年廃線区間 | |
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1966年廃線区間 | |
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1966年譲渡区間 | |
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*打消線は路線の廃線・譲渡以前に廃止となった駅 |