『魔法少年☆ワイルドバージン』(まほうしょうねん・ワイルドバージン)は、2019年12月6日公開の日本の映画。監督は宇賀那健一。主演は前野朋哉で、佐野ひなこ、芹澤興人が共演する。
「童貞のまま30歳を迎えると魔法使いになれる」というジョークをモチーフとしたラブコメファンタジー映画[3]。
2019年12月6日から新宿バルト9と梅田ブルク7の2館で1週間限定上映の予定だったが、各館とも19日まで上映が延長された(梅田ブルク7は延長後は平日のみ)[4]。その後、翌2020年は池袋シネマ・ロサ、宇都宮ヒカリ座、シネマスコーレ、元町映画館で上映。
2020年10月2日、ギャガよりDVD版の発売、レンタル及び配信が開始[5]。
あらすじ
保険会社に勤める星村幹夫(前野朋哉)は何をやってもうまく行かず、営業成績はいつも最下位、彼女いない歴=年齢で29歳にして童貞、後輩からも馬鹿にされる日々を送っていた。唯一親しくしてくれるのは同僚の月野雅臣(芹澤興人)だけだった。
ある日、秋山雪乃(佐野ひなこ)という女性が入社してくる。かわいくてまじめで、うだつの上がらない星村にも優しく接し、更にヒーローの「ワイルドバージニア」のファンという共通点もある秋山に、星村は恋心を抱くようになる。星村が30歳を迎える前日、秋山の歓迎会が執り行われた。しかし、その歓迎会の最中、秋山が上司の小池誠二郎(濱津隆之)にセクハラを受けているところを星村が発見。星村は小池に歯向かうも返り討ちにあってしまう。そんな場に突然、マントヒヒが叫びながらやってきて、星村と秋山は訳も分からずマントヒヒから逃走。気がつくとラブホテルの中に逃げ込んでいた。そして、0時になった瞬間、星村を金色の光が包む。
キャスト
スタッフ
- 企画・監督:宇賀那健一
- プロデューサー:司慎一郎、小野川浩幸
- 共同プロデューサー:小美野昌史
- 音楽:小野川浩幸
- 製作:cinepoison
- 制作:株式会社Vandalism
- 脚本:宇賀那健一、今田健太郎、今村竜士
- 撮影:八重樫肇春
- 照明:加藤大輝
- 録音:Keefar
- 助監督:平波亘
- 美術:岡田匡未
- スタイリスト:松田稜平
- ヘアメイク:中村まみ
- 特殊造形:土肥良成
- VFX:若松みゆき
- スチール:内堀義之
- ラインプロデューサー:鈴木徳至
- 編集:小美野昌史
- 整音・効果:紫藤佑弥
- キャスティング協力:當間咲耶香(スカリー株式会社)
- 主題歌:「みんなもともと精子」忘れらんねえよ
脚注
関連項目
- 魔法★男子チェリーズ - 本作と同じく「童貞のまま30歳を迎えると魔法使いになれる」というジョークを元にした2014年の深夜ドラマ
外部リンク