高砂橋 (中川)
高砂橋(たかさごばし)は、中川に架かる東京都都市計画道路 補助280号の橋である。 概要2007年(平成19年)までは東京都道468号堀切橋金町浄水場線の橋であった。現在の橋は2003年(平成15年)竣工の2代目であり、右岸(西詰)の東京都葛飾区青戸二丁目と左岸(東詰)の高砂二丁目の間を結んでいる[1]。 歴史架橋以前江戸時代から明治時代にかけて現在の高砂橋付近には「曲金の渡し」と呼ばれる中川の渡船があり、江戸市中の人々が柴又の帝釈天への参詣路として利用していた[2][3]。この「曲金の渡し」は享保14年(1729年)に開設、宝暦8年(1758年)に場所替えをするなどしながらながく利用されていた[4]。 1932年の橋1928年(昭和3年)の東京府の産業道路改良費の一部(橋梁費)によって当時の府県道28号(浅草松戸線)に架橋された。橋は1932年(昭和7年)7月開通、橋長:187.3 m、幅員:7.5 mで、上部構造は鋼鈑単純プレートガーダー橋であった。[3][5] また、1972年(昭和47年)頃に下流側に人道橋が架設されている。 2003年の橋架け替え工事は1993年(平成5年)に着手、2003年(平成15年)3月に開通した[1]。架け替え中、人道橋のあった位置に一時的に架設された仮設橋はその後、横浜市の鶴見川に架かる「潮見橋」の仮設橋に転用された[6]。 周辺
隣の橋脚注
参考文献
座標: 北緯35度44分55.7秒 東経139度51分44.5秒 / 北緯35.748806度 東経139.862361度 |