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高橋大海
高橋 大海（たかはし たいかい[1]）は、日本の声楽家（バス）、指揮者、音楽教育者。 経歴東京都立上野高等学校卒業[2]。東京藝術大学卒業・同大学院修了。ドイツ・イタリア留学[3]。 オペラのデビューは、1966年（昭和41年）二期会・都民劇場ワーグナー『タンホイザー』（原語初演）ラインマル[4]。二期会、東京室内歌劇場、日生劇場等で活躍し、歌手としての出演は1996年（平成8年）日生劇場オネゲル『火刑台上のジャンヌ・ダルク』ドミニクまで約100作品にのぼる。一方、1980年代以降はスタッフ側につくことが多くなり、歌唱指導、制作、公演監督などを務め、そして1990年代からはオペラ指揮者として活動を開始し、2000年代以降は専らオペラ指揮者として活躍している[5][6]。 オペラの他にも、大学在学中の1961年（昭和36年）に学内演奏会に出演したのを皮切りに、個人リサイタルの開催に重ねて取り組んでいる他、ソリストとして東京都交響楽団、読売日本交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等とのオーケストラとの共演も数多い[5]。共演者も、小澤征爾[5]やヨーヨーマなど、日本伝統音楽の素養を生かした演奏は比肩すべき者のない存在[7]である。 アマチュアに対しても力を注ぎ、國學院大學フォイエル・コール混声合唱団、早稲田大学室内合唱団、合唱団鐘の音、KAY合唱団、横浜合唱協会、成城合唱団、東京アカデミー合唱団、青山学院大学グリーン・ハーモニー合唱団、浦和混声合唱団などの演奏会に出演している[5]。 音楽教育者としては、お茶の水女子大学助教授、東京芸術大学・大学院博士課程教授、音楽学部長、音楽研究科長を歴任[3]。数多くの門下生を育てており、著名な歌手としては、甲斐栄次郎[8]、青戸知[9]、小林沙羅[10]、渡邉麻子、吉田浩之、高井治などがいる。2013年11月には聖徳大学において公開講座：声楽レッスン - 呼吸法を中心としたヴォイス・カウンセリング - にも取り組んでいる。また幼児教育用の教材編集などにも携わっている。 また、声明（しょうみょう）や仏教にも造詣が深く、公演活動も行っている[5]。 2020年（令和2年）現在、東京芸術大学名誉教授、聖徳大学音楽学部演奏学科教授[3]。NPO法人日本声楽家協会監事[11]。日本声楽アカデミー会員[1]。二期会会員[12]。 東叡会（東京都立上野高等学校同窓会）元会長[2]。 受賞歴
楽界等活動※2019年6月19日現在
作曲作品
主なディスコグラフィー
著作（楽譜）
脚注
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