高岡健二
高岡 健二(たかおか けんじ、1949年8月4日[1][4][3][2] - )は、日本の俳優、司会者、歌手。兵庫県[1][4]西宮市出身[3][2]。西宮市立西宮高等学校卒業[1]。渡辺プロダクションを経て[1][3][5]、サイアンに所属。身長172cm。 来歴・人物研修生として渡辺プロダクションに在籍していた1969年3月、ザ・タイガースのリードギターである加橋かつみの脱退騒動により、田頭信幸、篠崎正嗣、そして急遽ロサンゼルスより呼び戻された岸部四郎と共に新メンバーのオーディションに臨むが「他人を入れたくない」(見ず知らずの者という意味合いで)というザ・タイガースのメンバーの意向を尊重し岸部四郎へと決まる。 同年7月20日[7]にキングレコードより「あの日渚で」で歌手デビューを果たした[6]。曲名は海が大好きで幼少の頃より須磨海岸で遊び、慣れ親しんだ高岡本人をイメージして付けられ、そのキャッチコピーは「海の黒豹」であった[8][2]。 「あの日渚で」以降、5枚のシングルを発売するがヒットには至らず引退も考えていたが、同じく野球の趣味があった渡辺プロのマネージャーから、当時の渡辺プロにはドラマ専門の部署がなかったため、ドラマ部を創設するため一緒にやらないかと誘いがあり俳優に転向する[3]。 テレビドラマ『太陽にほえろ!』のゲストで俳優デビュー[2]。映画『赤ちょうちん』や、テレビドラマ『冬の貝殻』で注目される[3]。 1975年、刑事ドラマ『TOKYO DETECTIVE 二人の事件簿』に、主人公の一人である真樹一夫役でレギュラー出演。共演者の篠田三郎はキャリアも充分であったため、いきなり主人公役に大丈夫かという思いが強かったと述べている[6]。その一方で、監督の一人である富本壮吉とは徹夜で飲んで遅刻することもあったという[6]。共演者の篠田は高岡について、「現場のアイドル的存在で、誰からも好かれる人だった」と述べている[9]。 1977年から、外国テレビドラマ『刑事スタスキー&ハッチ』のハッチの声優(スタスキーは下條アトム)も担当した[3]。 1984年限りで渡辺プロから独立後、関西を拠点に俳優活動をする傍ら[10]、2004年4月よりKBS京都テレビ『日曜競馬中継』のメインキャスターに就任(2005年6月で途中降板)。趣味のゴルフは、2003年にアメリカのシニアゴルフツアーのテストを受験するほどの腕前である。 1977年に発表されたシングル『君よ八月に熱くなれ』は同年放送の『ああ甲子園』(朝日放送)のテーマソングであり、1981年スタートした『熱闘甲子園』(同)の初代のテーマソングでもある。ただし、『熱闘甲子園』は高岡ではなく1981年に歌手デビューしたばかりの俳優、堤大二郎が歌唱したものを同番組や『全国高等学校野球選手権大会』の中継の中で使用した。また、大阪府立淀川工業高等学校(現:大阪府立淀川工科高等学校)吹奏楽部の演奏により『熱闘甲子園』のタイトルテーマバック(1988年まで)に使用されたことで有名になった。 出演テレビドラマ
映画
Vシネマ
吹き替え
バラエティ番組テレビ番組(その他)
音楽シングル
アルバムオムニバス・アルバム
脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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