風琴工房(ふうきんこうぼう)は、日本の劇団。2018年度より、劇作家・演出家の詩森ろばと俳優の田島亮の2人による演劇ユニットserial numberとして活動する[1]。
特徴
風琴は風で鳴る鍵盤楽器オルガンを使用。「ことばという美しい音楽を奏でるための楽器でありたい」との願いをこめて命名された。
社会問題を掘り下げたテーマをとりあげて多彩なスタイルをとりながらも、強い個性を失わずにいる社会派演劇を次々に発表しており、それが、風琴工房の特徴となっている。主宰は劇作家の詩森ろば。
沿革
- 1997年 「病の記憶」シリーズをスタートさせる。
- 2000年 「ヤフーの媚薬」テアトロ戯曲賞最終候補
- 2002年 「箱庭の地図」テアトロ戯曲賞 最終候補
- 2003年 「紅き深爪」日本劇作家協会新人戯曲賞 優秀賞受賞
- 2007年 CoRich舞台芸術 春の芸術祭 初代グランプリ受賞
メンバー(2021年現在)
過去の劇団員
上演作品
回 |
上演年月 |
タイトル |
会場
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10 |
2002年1月 |
「ゼロの柩」 |
下北沢ザ・スズナリ
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11 |
2002年9月/12月 |
「病の記憶」 |
デザインセンターガレリア/こまばアゴラ劇場
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12 |
2003年3月 |
「紅き深爪」 |
下北沢ザ・スズナリ
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13 |
2003年8月 |
ユニークポイントとの合同公演「白痴連続上演」 |
こまばアゴラ劇場
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14 |
2003年9月 |
UBU7参加作品「ユビュ王」 |
法政大学学館ホール
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15 |
2003年11月 |
「ユダの食卓」 |
こまばアゴラ劇場
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16 |
2004年5月 |
「記憶、或いは辺境」 |
下北沢ザ・スズナリ
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17 |
2004年10月 |
「風琴文庫」 |
大塚文庫
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18 |
2005年3月 |
「機械と音楽」 |
下北沢ザ・スズナリ
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19 |
2005年9月 |
「ゼロの柩 2005」 |
シアタートラム
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20 |
2005年11月 |
「子供の領分」 |
門仲天井ホール
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21 |
2006年4月 |
「砂漠の音階」 |
下北沢ザ・スズナリ
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22 |
2006年12月 |
「食卓夜想」 |
ギャラリーサイズ
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23 |
2007年4月 |
「紅の舞う丘」 |
下北沢ザ・スズナリ
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24 |
2007年11月 |
「砂漠の音階」 |
スタジオ風姿花伝
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25 |
2008年4月 |
「hg」 |
下北沢ザ・スズナリ
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26 |
2008年11月 |
「機械と音楽 2008」 |
王子小劇場
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27 |
2009年5月 |
「無頼茫々」 |
下北沢ザ・スズナリ
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28 |
2009年10月 |
「おるがん選集 秋編」 |
本駒込ギャラリー日月
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29 |
2010年4月 |
「おるがん選集 春編」 |
ルーサイトギャラリー
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30 |
2010年10月 |
「葬送の教室」 |
下北沢ザ・スズナリ
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脚注
関連項目
外部リンク