須田 英明(すだ ひであき、1948年[1] - )は、日本の歯科医師・歯学者。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学系専攻摂食機能保存学講座歯髄生物学分野教授。元日本歯科保存学会理事長[2]、元日本歯内療法学会会長[3]。歯内療法学に関する研究で知られる。
経歴
1974年東京医科歯科大学歯学部卒業、1978年同大学院修了。1990年より同大学教授[1]。
1978年東京医科歯科大学より歯学博士の学位を得る。学位論文の題は「電気麻酔法と笑気吸入鎮静法に関する電気生理学的研究 : 大脳皮質誘発電位の振幅に及ぼす効果について」[4]。
著作
- 上田, 裕、須田, 英明、長尾, 正憲 ほか 編『有病者・高齢者歯科治療マニュアル』医歯薬出版、1996年2月。ISBN 978-4-263-45311-7。
- 斎藤, 毅、須田, 英明、中村, 治郎 ほか 編『ハンディ歯内療法学』学建書院〈ハンディシリーズ〉、1999年2月。ISBN 4762401595。
- 須田英明、今井文彰 編『歯内療法 効率・確実を極める』デンタルダイヤモンド社〈デンタルダイヤモンド増刊号〉、1999年6月。ISBN 4885100046。
- 須田英明 編『New エンドドンティックス』医歯薬出版〈歯界展望 別冊〉、1999年6月。
- 須田, 英明、戸田, 忠夫、中村, 洋 編『現代の根管治療の診断科学』クインテッセンス出版〈ザ・クインテッセンス別冊〉、1999年7月。ISBN 9784874176221。
- 内山茂、小田茂、鈴木哲也、須田英明、田上順次、豊島義博 編『いま注目の歯科器材・薬剤2002』医歯薬出版〈歯界展望 別冊〉、2001年12月。
- 須田, 英明、恵比須, 繁、中川, 寛一 編『エンドサージェリーのエッセンス アトラス・外科的歯内療法』クインテッセンス出版、2003年4月。ISBN 978-4874177631。
- 須田英明、戸田忠夫、恵比寿繁之、川崎孝一、中村洋、西川博文、林善彦、前田勝正 編『改訂版 エンドドンティクス21』永末書店、2004年3月。ISBN 4-8160-1132-3。
- 編集委員長 森岡俊夫 編集委員 須田英明、津田忠政、吉田憲司 編『歯科用レーザー・21世紀の展望 パート2』クインテッセンス出版、東京都文京区〈別冊 ザ・クインテッセンス〉、2004年11月10日。ISBN 978-4-87417-827-0。 NCID BA5571222X。
所属団体
脚注
- ^ a b c d “有病者・高齢者歯科治療マニュアル 著者略歴”. 医歯薬出版. 2010年11月15日閲覧。
- ^ a b 特定非営利活動法人日本歯科保存学会学術用語委員会 委員長:池見宅司、委員 加藤喜郎、千田彰、田上順次、出口眞二、久光久、松島潔、吉江弘正、吉山昌宏 著「『保存修復学専門用語集』の発刊に寄せて」、特定非営利活動法人日本歯科保存学会 編『保存修復学専門用語集』医歯薬出版、2009年3月。ISBN 978-4-263-45628-6。
- ^ a b “日本歯内療法学会”. 日本歯内療法学会. 2010年11月15日閲覧。
- ^ 博士論文書誌データベース
- ^ “学会評議委員会”. 日本歯科医学会. 2010年11月15日閲覧。
- ^ “専門医名簿”. 日本歯科保存学会. 2010年11月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “須田 英明 【研究者】”. J-GLOBAL. 科学技術振興機構 (2010年10月19日). 2010年11月15日閲覧。
- ^ “学会案内-役員”. 日本口腔科学会. 2010年11月15日閲覧。
- ^ a b c “学会案内-委員会”. 日本口腔科学会. 2010年11月15日閲覧。
- ^ “役員一覧”. 日本歯科医学教育学会. 2010年11月15日閲覧。
- ^ “プロフィール”. 日本レーザー歯学会. 2010年11月15日閲覧。
- ^ “評議員一覧”. 日本歯科薬物療法学会. 2010年11月15日閲覧。
- ^ “学会ニュース”. 日本歯科薬物療法学会. 2010年11月15日閲覧。
- ^ “組織図”. 日本外傷歯学会. 2010年11月15日閲覧。