靖国神社崇敬奉賛会
靖國神社崇敬奉賛会(靖国神社崇敬奉賛会、やすくにじんじゃすうけいほうさんかい)は、靖国神社の崇敬奉賛を目的とする団体。会長は中山恭子。靖国神社の社務所内に事務局を置いている[1]。 概要「靖国神社御創立百三十周年」の記念事業として、1998年(平成10年)12月17日に旧靖国神社奉賛会と靖国講を統合し、設立された。靖国神社とは別個の組織だが、神社の事業を一体となって支えている[1]。やすくに活世塾も運営している。 主な活動靖国神社に合祀されている英霊を奉慰顕彰すると共に、その英霊の御心(みこころ)を受け継ぎ、健全なる国民道徳の作興と国家社会の安泰に寄与する事を目的としている。 春季例大祭・秋季例大祭への参加や、シンポジウムや講演会、公開講座などから「靖国神社」について学んだり、ひなまつりやこどもの日、七夕に親子が参加できるイベントや、元日本軍将校の小野田寛郎が理事長を務めた財団法人小野田自然塾でのキャンプなどの活動を行っている。 靖国神社崇敬奉賛会青年部「あさなぎ」崇敬奉賛会の青年部組織。戦没者遺族の高齢化に伴い、「若い世代の靖国支援者」の獲得を目的としている[1]。学生会員のオンラインクラブの有志が中心となって結成が発意され、2006年(平成18年)2月正式に靖国神社崇敬奉賛会青年部として発足した。会報『あさなぎ』(年4回)を発行している。 部員は崇敬奉賛会員のうち18歳以上40歳以下の有志で構成される。顧問には高森明勅と中西輝政がそれぞれ就任している。 共同通信社は、会報『あさなぎ』の論調が2010年の尖閣諸島中国漁船衝突事件以降、反中・排外主義的な傾向が強くなっていると報じた[1]。崇敬奉賛会関係者によれば、「年配の会員の中には、青年部内に排外主義的な活動を目的とし、見識も未熟な者がいることを懸念する声があった」という[1]。事実と異なる内容が掲載されているとの指摘がなされたこともあり、崇敬奉賛会は謝罪するとともに、会報編集のあり方も見直すとしている[1]。 会員会員数2008年(平成20年)3月30日現在、靖国神社崇敬奉賛会の会員数は72,846名である。神社本庁も会員である。なお、会員数の内訳は次に掲げる通り。各会員についての説明は後述する。
会員の種類靖国神社崇敬奉賛会会員には次に掲げる種類がある。
会員の特典靖国神社崇敬奉賛会会員になると、様々な特典が受けられる。賛助会員・学生会員(遊就館友の会会員)には受けられない特典もある。
歴史
脚注関連項目外部リンク
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