青20号

青20号
慣用色名称「ブライトブルー」
 
16進表記 #003F6C
RGB (0, 63, 108)
マンセル値 4.5PB 2.5/7.8
出典 鉄道ジャーナル通巻217号 特集「鉄道車両 色彩の美学」
初めて青20号を採用した新幹線0系電車
青20号を地色とした24系客車
青20号を帯色とした常磐線415系電車

青20号(あお20ごう)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた名称の1つである。

概要

それまで標準的に使用されていた青15号よりも明るい青色で、国鉄部内での慣用色名称は「ブライトブルー」である。マンセル値は「4.5PB 2.5/7.8」。

1964年新幹線0系電車の窓周りの帯の色として初めて採用。JR移行後も、東海道新幹線で運行される車両の帯色として使用されている。それゆえ「新幹線ブルー」の異名もある。

1970年には12系客車の地色に採用され、14系寝台車が登場した1971年以降は、特急形寝台客車の地色として使用された。なお、14系寝台車が登場直後は「ニューブルートレイン」とも称されたため、この色についても「ニューブルートレイン色」と呼ばれたことがあり、鉄道模型用の塗料である「タカラ鉄道カラー」においても、そのように称していた。

変わった例としては、福塩線において戦前型旧形国電が、青20号1色に塗装されていたことがある。

また、1981年に登場した福塩線105系の帯色に採用されたのを皮切りに、国鉄末期に登場した地域塗装の帯色としても採用された。

西日本旅客鉄道(JR西日本)のコーポレートカラー北陸本線413系419系471系475系457系(新塗装)、上越新幹線北陸新幹線E7系・W7系の青色部分もこの色に近い色合いである。

使用車両

新幹線

  • 0系
  • 100系
  • 300系 - 9000番台の登場時は水色だった。
  • 700系 - 7000番台「レールスター」を除く。
  • N700系 - 山陽・九州新幹線用車両を除く。
  • N700S系 - 初期製造車のみ。

客車

電車

気動車

電気機関車

ディーゼル機関車

  • DD51形 - 北斗星塗色機の車体色
  • DE10形 - 東武鉄道に譲渡された1109号機のみJR北海道に所属したDD51形と同じ北斗星塗色

近似色

関連項目