青山 美夏人埼玉西武ライオンズ #29 |
---|
|
基本情報 |
---|
国籍 |
日本 |
---|
出身地 |
神奈川県横須賀市 |
---|
生年月日 |
(2000-07-19) 2000年7月19日(24歳) |
---|
身長 体重 |
183 cm 84 kg |
---|
選手情報 |
---|
投球・打席 |
右投右打 |
---|
ポジション |
投手 |
---|
プロ入り |
2022年 ドラフト4位 |
---|
初出場 |
2023年3月31日 |
---|
年俸 |
1400万円(2024年)[1] |
---|
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) |
---|
|
|
青山 美夏人(あおやま みなと、2000年7月19日 - )は、神奈川県横須賀市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。
経歴
プロ入り前
横須賀市立城北小学校3年時に幼馴染の誘いで地元の少年野球チームに入り野球を始め、横須賀市立衣笠中学校在学時は硬式野球のクラブチームである横須賀シニアでプレーしていた[2]。
横浜隼人高等学校に進学し、2年秋からエースを務めた。高校時代は甲子園大会への出場はなく、3年夏は南神奈川県大会初戦(2回戦)で横浜商業に敗れた[3]。
亜細亜大学に進学し、1年秋からベンチ入り。2年秋のリーグ戦では防御率1位を記録するなど活躍したが、3年時は右肩の炎症に悩まされた[4]。その後復帰し、4年春のリーグ戦では6勝を記録してMVP、ベストナインを受賞した[5]。また、ハーレムベースボールウィークの日本代表にも選出された[6]。大学の同期に田中幹也、松本晴、重松凱人らがいる。
2022年10月3日にプロ志望届を提出し、埼玉西武ライオンズからドラフト4位指名された[7]。担当スカウトは竹下潤[8]。
西武時代
2023年は春季キャンプをA班でスタートし[9]、オープン戦では5試合に登板し、計5イニングを無失点に抑え[10]、開幕一軍入りを果たした[11]。守護神の増田達至が開幕一軍ながらも、右肩のコンディション不良から復帰したばかり[12]という事情があり、開幕前の練習中に松井稼頭央監督から「どこで投げたいんだ?」と問われ、「一番いいところで投げたいです」と答えた[10]ことでオリックス・バファローズとの開幕戦にて、1点リードの9回表に抑えとしてプロ初登板。二死から森友哉に同点ソロ本塁打を許してセーブ失敗となり、チームは延長戦の末敗れたものの[13]、2日後の同カードでは3点リードの9回表を無失点に抑え、プロ初セーブを挙げた[14]。その後はセーブもホールドも付かない場面での起用が中心となったが、増田にリカバリーが必要と判断された際には抑えとして起用された[15]。6月7日の中日ドラゴンズ戦ではプロ初ホールドを記録[16]。8月13日の千葉ロッテマリーンズ戦は、髙橋光成が体調不良で離脱[17]した影響で『ブルペンデー』となり、その1番手として青山がプロ初先発となったが[18]、2回1失点でプロ初黒星を喫した[19]。10月2日のロッテ戦ではロングリリーフとして起用され、自己最長の3イニングを投げて5奪三振[20]、打者9人で抑える完全投球の好投を見せた[21]。ルーキーイヤーはシーズンを通して一軍に帯同し[22]、39試合(1先発)の登板で0勝1敗1ホールド3セーブ・防御率2.96を記録。シーズン終了後の11月25日からは台湾ウインターリーグに派遣され[23]、先発として登板した[24]。帰国後の12月20日に行われた契約更改交渉では、400万円増となる推定年俸1400万円でサイン[25]。また、球団からは翌年の先発挑戦を言い渡された[26]。
2024年は春季キャンプをB班でスタートし[27]、イースタン・リーグ開幕戦の先発を任され、6回1失点に抑えた[28]。その後も二軍で先発ローテーションを回り、5試合の先発登板で防御率1.80を記録すると、5月10日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でシーズン初登板初先発となったが[29]、4回2/3を3失点(自責点2)で敗戦投手となり[30]、翌11日に登録抹消[31]。6月14日の横浜DeNAベイスターズ戦でシーズン2度目の先発登板となり[32]、5回まで1失点と粘投していたが[33]、6回表に一死二・三塁のピンチを招くと、滝澤夏央の適時失策と自身の適時失策[34]で2点を失って降板し、6回途中3失点(自責点2)で敗戦投手となった[35]。翌15日に出場選手登録を抹消され[36]、7月10日の北海道日本ハムファイターズ戦に先発すると、勝敗こそ付かなかったが、7回途中1失点と好投[37]。続く同17日のオリックス戦では9回3安打1四球3奪三振無失点の内容[38]でプロ初勝利をプロ初完投初完封で飾った[39][注 1]。
選手としての特徴
鋭く落ちるスプリットが武器[4]。変化球はその他にスライダー・カットボール・カーブを操り[41]、大学進学後は『亜大ツーシーム』もマスター。東浜巨や山﨑康晃のように鋭く落ちる変化ではなく、フワッとした軌道で投球に緩急をつける際に用いる[4]。
アマチュア時代のストレートの最速は151km/h[42]。
詳細情報
年度別投手成績
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率
|
2023
|
西武
|
39 |
3 |
3 |
0 |
0 |
1.000
|
通算
|
39 |
3 |
3 |
0 |
0 |
1.000
|
記録
背番号
登場曲
代表歴
脚注
注釈
- ^ プロ初勝利を完封で飾るのは、球団では牧田和久(2011年)以来13年ぶりであった[40]。
出典
関連項目
外部リンク