青の稲妻
『青の稲妻』(あおのいなづま、原題: 任逍遥)は、ジャ・ジャンクー監督・脚本による2002年の中国・日本・韓国・フランス合作のドラマ映画である。第55回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映された[1]。 あらすじ2001年の山西省大同市。19歳のビンビン(チャオ・ウェイウェイ)は仕事を失う。彼は恋人のユェンユェン(チョウ・チンフォン)とデートを重ねていたが、ユェンユェンが北京市の大学を受験することになる。2人はヴィデオ・ルームでリッチー・レンの「任逍遥」を歌う。ビンビンは北京市へ行くために兵役検査を受けるが、肝炎を患っていることが判明し、不合格となる。ビンビンはウー(ワン・ホンウェイ)から金を借りて、ユェンユェンに携帯電話を買い与える。 ビンビンの親友であるシャオジィ(ウー・チョン)は、アルコール飲料のキャンペーン・ガールを務めるチャオチャオ(チャオ・タオ)と出会う。チャオチャオはチャオサン(リー・チュウビン)というギャングと交際しているが、シャオジィはチャオチャオに惹かれていく。チャオサンと彼の部下から暴力を受けながらも、シャオジィとチャオチャオは結ばれる。チャオサンは交通事故で命を落とすが、チャオチャオはシャオジィのもとを去る。 ビンビンとシャオジィは銀行強盗を計画する。ビンビンは偽物の爆弾を胸に巻いて銀行へ入っていくが、すぐに逮捕される。銀行の外でバイクに乗って待機していたシャオジィは、その様子を見ると、現場を立ち去っていく。ビンビンは警察署に連行されて、警察官に何か歌うよう求められる。彼は壁の前に立ち、「任逍遥」を歌うのであった。 キャスト評価Metacriticでは、10件の批評家レヴューで平均値は61点だった[2]。Rotten Tomatoesでは、27件の批評家レヴューで平均値は6.6点、支持率は63%だった[3]。 脚注
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