阿比太神社
阿比太神社(あびたじんじゃ)は、大阪府箕面市桜ヶ丘にある神社。『延喜式神名帳』に掲載されている摂津国豐嶋郡阿比太神社に比定されている。江戸時代には牛頭天王と呼ばれていた。素盞嗚尊を祭神としている。箕面がゆずの産地であることから、ゆずの形をした”ゆずみくじ”を引くことができる。[1] 歴史概史社伝によると、応神天皇3年に創建とされる。延長5年(927年)成立の「延喜式」神名帳では「阿比太神社 大 月次新嘗」とあり、朝廷の月次祭・新嘗祭では幣帛に預かる旨が定められていた。現在は箕面市桜ヶ丘に鎮座しているが、かつては現在の阪急箕面線箕面駅の北に社殿を置いていたという。江戸時代には広く崇敬を集め幣帛を受けた。明治5年(1872年)に村社に列格し、同44年(1911年)には神饌幣帛料供進社となる。昭和50年(1975年)には社殿を改築した。 神階脚注外部リンク |