関西電気保安協会
一般財団法人関西電気保安協会(かんさいでんきほあんきょうかい)は、近畿地方2府4県の企業・家庭向けに電気の点検・保安業務を行っている一般財団法人。 協会概要業務内容
CM関西電気保安協会は、ユニークなテレビCMを放送していることで知られる。初期のCMは堀井博次と川崎徹が手がけた[1][2]。CMの内容は、実際に協会に勤務する現場作業スタッフが出演し、協会の事業紹介や電気の安全について若干のジョークを交えて伝える真面目なものだが、出演スタッフたちのぎこちない素人演技が観る者の笑いを誘う。 CMの最後には、「♪かんさい〜でんきほ〜あんきょ〜かい」と男性コーラスによる独特の節回しのサウンドロゴが入る(サウンドロゴが無いCMバージョンも過去に存在する)。このサウンドロゴは何回か更新されており、作業スタッフ一同による「一発録り」のものや若干キーが高いものが存在するなど細かな違いはあるが、音階は20年以上ほぼ変わっていない。また、このサウンドロゴ自体が登録商標(第5833009号)となっている。 なお、よく誤解されるがキダ・タローの作曲ではない。 全日本CMフェスティバル受賞作品が8本あり、受賞作品と現行放送中のCMは協会の公式サイトで視聴できる。 「大阪人は“関西電気保安協会”という言葉を、節をつけずに普通に言えるか?」というネタが2008年2月29日放送の『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビ)で取り上げられた[3]のをはじめ、関西ローカルのテレビ番組で度々取り上げられるほど、関西電気保安協会のCMは関西圏で周知されており、CM(とりわけサウンドロゴ)が協会の知名度・イメージ向上および協会の目的「電気の安全利用のための啓発」に貢献していると言える。 2021年現在、CMは在阪民放各局で放送されており、公式サイトにはCMの放送スケジュールを詳細に記した予定表がある。過去にはCMの映像を使ったスクリーンセーバーも配布されていた。 脚注出典
関連項目
外部リンク |