長楽寺 (兵庫県香美町)
長楽寺(ちょうらくじ)は、兵庫県美方郡香美町にある高野山真言宗の寺院。山号は川会山、本尊は薬師瑠璃光如来。但馬大仏と通称される像高約15mの巨大な木造大仏を安置していることでも知られる。 由緒奈良時代の天平年間(729年~749年)に行基によって創建されたとされ、当時は八鹿山薬師寺と称した。戦国時代に再興され現在の山寺号となったとされる。再興後、江戸時代から明治時代までの度重なる火災により、古建築と文化財の大半を焼失した。巨大建築で知られる現在の堂塔伽藍及び大仏は、相互タクシー創業者の多田清の寄進により、平成時代初頭に落成し、平成6年(1994年)に開眼供養が行われた。大仏殿には釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来の木造大仏3体が安置されているが、中央の釈迦如来像は他の2体よりも大きく、木造座像としては世界最大の高さとされている。 伽藍
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