長倉神社 (軽井沢町)
長倉神社(ながくらじんじゃ)は長野県北佐久郡軽井沢町にある神社。『延喜式神名帳』に記載される式内社であり、旧社格は村社。 祭神歴史中山道沓掛宿の東端、湯川の北東に位置する。創建は不明だが、社伝によれば天長年間に旧東山道の長倉駅が開発されたころ、長倉山に鎮座し、旧社地は「元八幡」と称した。沓掛宿は安永2年(1773年)に火災で移転するまでは、現在地の南方400メートルほどに位置し、長倉神社も同時に遷座したと推測される[1]。境内最古の石造物は享保16年(1731年)の石灯篭と年代が浅く、宿場移転とともに遷座したことを裏付けている[1]。また長谷川伸の手になる沓掛時次郎の歌碑がある。 異説では、小田井宿のあった同郡御代田町御代田の長倉諏訪神社を式内社の「長倉神社」に比定する[2]。 脚注参考文献
|