鈴木裕一
鈴木 裕一(すずき ゆういち、1946年9月 - )は、日本の医師、医学者(生理学)。学位は医学博士(東北大学・1975年)。静岡県立大学名誉教授。 静岡県立大学食品栄養科学部教授・大学院生活健康科学研究科教授、日本消化吸収学会理事。 来歴生い立ち1946年9月に生まれた[1]。東北大学の医学部にて医学を学び、1971年3月に卒業した[2]。また、医師国家試験に合格しており、1971年に医籍登録が行われている[3]。その後、東北大学の大学院に進学し、医学研究科を1975年3月に修了した[2]。なお、東北大学より医学博士の学位を授与された[3]。論文の題は 「Sugar transport in guinea pig small intestine : sugar influx across the brush boroler membrane and sugar-transport potential(モルモット小腸における糖輸送系の性質 : 特に刷子縁膜糖輸送と輸送電位の関係)」[4]。 医学者として大学院修了の翌年4月、母校である東北大学に採用され、医学部の助手を務めることになり、生理学第一講座を担当した[5]。1979年2月、山形大学に転じ、医学部にて助教授に就任し、生理学第二講座を担当した[5]。その後、一時教職を休職したのち、1993年6月に静岡県立大学に採用され、食品栄養科学部の助教授に就任した[5]。1995年4月、静岡県立大学の食品栄養科学部にて、教授に昇任した[5]。 現在は、静岡県立大学の食品栄養科学部にて、栄養生命科学科の教授を務めている[1]。また、静岡県立大学の大学院に設置された生活健康科学研究科にて、食品栄養科学専攻の教授も兼任している[1]。自身の研究室として、生理学研究室を主宰している[1]。なお、日本消化吸収学会では理事を務めるなど[6]、各学会の役職も務めている[7]。 研究医学部や医学研究科の出身であり、医師免許も所持していることから、専門領域は医学である。特に、生理学に関する分野を専門としている[8]。特に、腸管についての研究が知られている[9]。具体例としては、腸管の上皮に発現する酸塩基トランスポーターについての調査や、腸管に関連する電解質の栄養代謝についての調査を行っている[9]。 略歴
著作共著
共訳
脚注
関連人物関連項目外部リンク |
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