金刀比羅・大鷲神社(ことひら・おおとりじんじゃ)は、神奈川県横浜市南区真金町にある神社である。旧無格社。登記上の宗教法人名称は宗教法人金刀比羅神社(しゅうきょうほうじんことひらじんじゃ)。境内末社に伏見稲荷神社がある。
祭神
歴史
- 金刀比羅神社
- 1859年横浜開港にあたり、港崎遊郭の岩亀楼主人である岩槻屋佐吉が讃岐国象頭山 金毘羅大権現を勧請し、港崎町(現在の横浜公園の地)に祭祀した。
1872年に遊廓の移転とともに高島町7丁目の海側へ遷座し金刀比羅神社と改称した。1882年4月に同様の理由で真金町へ遷座した。
1923年9月1日の関東大震災と1945年5月29日の横浜大空襲で共に被災。その度に再建されたが、現在の社殿は1988年8月に更に再建されたもの。
- 大鷲神社
- 1872年港崎遊廓が高島町に移転した際、東京の吉原に倣い、「おとり様」を勧請した[1]。この時より、浅草と同様に酉の市が行われるようになった。当初は境内の末社であり別宮となっていたが、現在は金刀比羅神社の相殿に祀られている。
所在地
脚注
- ^ 東京浅草の鷲神社なのか、その本筋である東京足立花畑の大鷲神社なのかは明確でない。
関連項目
外部リンク