都祁山口神社 (奈良市)
都祁山口神社(つげやまぐちじんじゃ)は、奈良県奈良市都祁小山戸町にある神社。式内大社論社で、旧社格は村社。大和国十四所山口神の一座。 祭神歴史創建創建年代は不詳だが、神武天皇の皇子神八井耳命の御孫である都祁直が闘鶏国造となり、小山戸に居住し氏神を祀ったのを起源とする。元々は都祁水分神社と隣接して建っていたとされ、神社の背後の山上字御社尾に巨石があり、元慶3年(879年)に水分神が白龍となって降臨した場所と伝える。都祁水分神社は天禄3年(972年)9月25日に現社地(都祁友田町)へ遷座し、以後はその仮宮として関係を保った。在地氏族である都祁氏の衰退により社勢も衰微したが、都祁水分神社の仮宮として伝統を保っていた。 概史延喜式には大社に列し、月次、新嘗の官幣に預かっている。江戸時代には小山戸明神と称しており、近代社格制度では村社に列格した。 明治41年(1908年)には、大字相河の丸山に祀られていた国津神社を合祀した。 神階境内
参考文献
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