遠藤彩見遠藤 彩見(えんどう さえみ)は、日本の小説家、脚本家。1996年に第1回日本テレビ・シナリオ登龍門の優秀賞を受賞しデビューした[1]。 経歴東京都生まれ、埼玉県育ち[1]。シナリオ作家協会主催・シナリオ講座第9期修了[2]。デザイン事務所勤務、コピーライター職を経て[1]、1996年、オムニバスドラマ『日本一短い母への手紙』(日本テレビ)でデビュー[2]。テレビドラマ『入道雲は白 夏の空は青』が第16回ATP賞ドラマ部門最優秀賞受賞[3][2]。老人向け夕食宅配サービスを題材にした「ひかりのまち」が国際エミー賞2001ファイナリスト(アジア代表選出作品・ベスト8)、平成13年日本民間放送連盟賞テレビドラマ部門優秀賞、第38回ギャラクシー賞奨励賞、日本照明家協会賞テレビ部門奨励賞を受賞した。 その他、主な作品に、TBS系列愛の劇場枠「永遠の1/2 (テレビドラマ)」、 マガジンドラマ「南回帰線をこえて」、テレビ朝日系「ココだけの話」、朗読劇「林檎の木」(ベニサンピット)などがある[2]。 2013年に初の小説『給食のおにいさん』を発表、ベストセラーとなり既刊5冊のシリーズとなる。料理人、ケータリングサービス、バー経営者、キャバクラのキッチンなど、食や飲食業をテーマにすることが多い。食に興味を持ったきっかけとして30代で食物アレルギー(赤身肉やジビエ)の発症がある。マクロビオティックや漢方なども取り入れた経験より「食というのは楽しみである一方で、生きていくためのツールなんだと実感した」と語っている[4]。 2017年、第65回愛知県学校給食研究大会で「小説で描く給食の魅力」をテーマに講演[5]。 2019年、食の検定1級を取得[1][4]。イートライトサポーターズに登録[6]。 主な作品小説
給食のおにいさんシリーズ
テレビドラマ
漫画原作冷蔵庫探偵(2011-12年 ゼノンコミックス)全3巻 朗読劇林檎の木(2001年 ベニサンピット)[7] 講演「小説で描く給食の魅力 —お前ら、口開けて待ってろ —」(2017 第65回愛知県学校給食研究大会)[8] 脚注
関連項目外部リンク |
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