超人ヘラクレス
『超人ヘラクレス』(伊題:Ercole, 英題:Hercules)は、ギリシア神話の英雄ヘーラクレースの功業をテーマにして、1983年に制作されたイタリアのアドベンチャー映画。 概要監督・脚本はルイジ・コッツィ、音楽はピノ・ドナッジオがつとめた。 おおまかなあらすじ、登場人物はギリシア神話を基にしているものの、科学を用いて世界征服を企む魔法使いミノス(ウィリアム・バーガー)にヘラクレス(ルー・フェリグノ)が戦い挑むといった奇抜な脚色が加えられている。ミノスの悪業を抑え、愛する姫を救うまでにはストップモーション・アニメーションで命を吹き込まれた巨大なロボットと戦うシーンも盛り込まれている。 公開当時の評論、興行成績はさほど奮わなかったにもかかわらず、一部においてカルト的な人気を誇る作品である。1985年、同じく主演ルー・フェリグノ、監督・脚本ルイジ・コッツィで続編『ヘラクレス2』が制作された。 キャスト
受賞第4回ゴールデンラズベリー賞で作品賞、主演男優賞および新人賞(ルー・フェリグノ)、助演女優賞(シビル・ダニング)、脚本賞(ルイジ・コッツィ)の5部門にわたりノミネートを受けた。このうち助演女優賞と新人賞で受賞を果たしている。 外部リンク |