設楽バイパス
設楽バイパス(したらバイパス)は、愛知県北設楽郡設楽町を通る国道473号のバイパスである。現在トンネルを含む3.1 kmの区間が開通している。 概要国道473号は設楽町と東栄町のそれぞれ中心部を結ぶ地域の幹線道路であるが、当バイパスの完成により旧道化した区間は幅員狭小で線形も悪かった。特に岩古谷山(標高799 m)を通る1934年(昭和9年)完成の堤石トンネルは大型車の離合が困難である[1]上、老朽化が著しく抜本的な対策が求められたため、バイパスが計画された[2]。また、設楽ダムの建設に伴い、2008年(平成20年)には設楽ダム水源地域整備事業に指定された[3]。当バイパス区間に加え田口方面約1.3 kmの区間の片側には歩道が整備され、バイパスの開通により所要時間が旧道の10分(4.7 km)から5分に短縮された。 なお当バイパスの東側(東栄町方面)に隣接する設楽町神田 - 東栄町月間(3.9 km)は当バイパス開通時点で未改修であるが、今後「月バイパス(仮称)」として整備される予定である[4]。 路線データ
歴史路線状況道路施設[2]
交差する道路脚注
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