計量研究所通商産業省工業技術院計量研究所(けいりょうけんきゅうしょ、英: National Research Laboratory of Metrology; NRLM[1][2])は、計量や計測を取り扱う日本の国立研究所[1][3]。2001年4月に産業技術総合研究所に統合された[2][4]。 沿革1903年に農商務省の中央度量衡器検定所として発足。中央度量衡検定所、中央計量検定所(英: Central Inspection Institute of Weights and Measure[1])への改名を経て、1961年から計量研究所となる[1][3]。この間、所管は農商務省から商工省(工業技術庁)、通商産業省(工業技術庁、後 工業技術院)へと変わっており[4]、1979年には東京都板橋区[5]から茨城県新治郡桜村[6](現在のつくば市[7])へ移転した[8](筑波研究学園都市も参照)。2001年1月6日の中央省庁再編に伴い、通商産業省工業技術院は廃止され、経済産業省産業技術環境局および経済産業省産業技術総合研究所として再発足した[9][10]。つづいて同年4月に産業技術総合研究所が経済産業省の機関から独立行政法人へ組織変更したことに伴い、計測標準に関する研究と業務は産業技術総合研究所計量標準総合センター(英: National Metrology Institute of Japan; NMIJ)が行うことになった[11][12]。計量標準総合センターには計量研究所だけでなく、計量教習所や電子技術総合研究所標準部、物質工学工業技術研究所標準部も一緒に統合された[2]。2015年に産業技術総合研究所が独立行政法人から国立研究開発法人となり、計量標準総合センターの計測標準研究部門を工学、物理、物質、分析の4部門に分割した[12]。2024年現在の計量標準総合センターは、工学計測標準研究部門、物理計測標準研究部門、物質計測標準研究部門、分析計測標準研究部門、計量標準普及センター、研究企画室、連携推進室を擁する組織になっている[13][14]。 刊行物図書
報告・年報
後進として がある。 脚注注釈出典
参考文献
関連項目
外部リンク
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