西諸広域行政事務組合(にしもろこういきぎょうせいじむくみあい)は、宮崎県小林市真方493に所在する一部事務組合である。組合管理者は構成する2市1町の首長からなる「理事会」である。ここでは西諸広域行政事務組合消防本部についても言及する。
概要
宮崎県西部2市1町(小林市・えびの市・西諸県郡高原町)の一部事務および常備消防を担当する組織として設立された。設立当時、常備消防を持っていた市町村は小林市のみであり、事務組合設立後に常備消防に関する事項が加えられた。
事務内容
共同処理事業
- 関係市町村の合同研修
- 常備消防の設置および管理運営(消防団の運営に関するものを除く)
- 西諸広域葬祭センターの設置および管理運営
西諸広域行政事務組合消防本部
西諸広域行政事務組合消防本部(にしもろこういきぎょうせいじむくみあいしょうぼうほんぶ)は、宮崎県小林市真方493に所在する消防本部である。管轄は宮崎県西部2市1町(小林市・えびの市・西諸県郡高原町)ならびに、西日本高速道路(NEXCO西日本)の高速道路の一部区間(都城市・熊本県人吉市・鹿児島県湧水町の高速道路上)である。
(2018年〈平成30年〉4月1日現在)
組織
主力機械
2021年(令和3年)1月1日現在
沿革
- 1971年(昭和46年)7月28日 - 小林市・えびの市・西諸県郡高原町・西諸県郡野尻町・西諸県郡須木村の2市2町1村において西諸広域行政事務組合を設立。
- 1972年(昭和47年)10月26日 - 共同処理事業に常備消防が追加され、西諸広域行政事務組合消防本部発足。消防本部・中央消防署を小林市に、西消防署をえびの市に設置。中央消防署の分遣所として須木村に北分遣所、野尻町に東分遣所、高原町に南分遣所を設置。小林市の常備消防(小林市消防本部)を廃止し、職員を新消防本部に出向させた。
- 1976年(昭和51年)3月26日 - 高速道路開通に伴い、高速道路救急業務開始。
- 1999年(平成11年)4月1日 - 中央消防署を除き、消防署所名を市町村名に変更。えびの消防署、須木分遣所、野尻分遣所、高原分遣所に改称。
- 2006年(平成18年)3月20日 - 須木村が小林市に編入。構成自治体は2市2町となる。
- 2010年(平成22年)3月23日 - 野尻町が小林市に編入。構成自治体は2市1町となる。
消防署
消防署
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住所
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分遣所
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中央
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小林市真方493
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高原:西諸県郡高原町大字西麓174
野尻:小林市野尻町東麓1147-1
須木:小林市須木中原1696-16
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えびの
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えびの市大字大明司863-1
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外部リンク
注釈・出典