葡萄が目にしみる『葡萄が目にしみる』(ぶどうがめにしみる)は、林真理子の小説。1984年11月に角川書店から刊行された。第92回(1984年下半期)直木賞候補作。 本作を原作としたテレビドラマがペプシドラマスペシャルとしてフジテレビ系列で1991年9月16日の16:00 - 17:25にペプシコ社の一社提供にて放送された。戸田菜穂のドラマ初主演作品であり、櫻井淳子のデビュー作品である。 あらすじ
登場人物
テレビドラマ
あらすじ(テレビドラマ)山梨県の葡萄農家の娘・岡崎乃里子は、友達の家へ急ぐ途中。畑から道へ飛び出した乃里子を避けようとしたバイクが前輪を溝の中に突っ込む。怒って乃里子を見つめるライダー、それが岩永健男だった。3年後の夏、乃里子は高校3年生に。親友の水野祐子、鈴木菊代と高校最後の夏休みの思い出作りに、それぞれの好きな人に想いを告白しようということになった。乃里子が想いを告げられずにいる片思いの相手とは健男だった。健男は同じ高校の同級生でラグビー部のエース。宛名のないラブレターをしたため覚悟の登校をする乃里子だが、手紙をなくしてしまう。慌てる乃里子に、校内放送が聞こえてきた。健男の声だ。「どうしてあなたが、今の私の想う気持ちを…」、それは乃里子の手紙の文面だった…。 キャストスタッフ |