苺りなはむ(いちごりなはむ)は日本のアーティスト、実業家、アイドルプロデューサー、モデル、声優。BPM15Qのメンバー。音楽原作キャラクタープロジェクト電音部のネオトウキョウアリア、ネオナカノエリアのプロデューサー。元女性アイドルで、元BiS、CY8ERのメンバー。CY8ERでは、メンバー兼プロデューサーを歴任し、2021年1月10日の日本武道館ワンマンライブでのグループ解散をもってアイドルを引退した[2]。自身のアイデアで活動を行うために15STYLEを設立し、自らがプロデュースと社長業も行っている。[3]。
所属レコードレーベルはビクターエンタテインメント。
愛称は「りなはむ」、「はむちゃん」。神奈川県出身。
人物・エピソード
BiSの初期メンバー(「ヨコヤマリナ」名義)、アキシブprojectの発起人・代表兼メンバー(「横山 利奈」名義)。ソロ活動では主に愛称の「りなはむ」を使用していたが、2014年9月頃から現在の「苺りなはむ」名義で活動。2015年にセルフプロデュースユニットであるBPM15Q(現CY8ER)を結成。2020年までの期間限定で横浜アリーナワンマンライブを実現すべく活動し、プロデューサーとして困難な目標に挑み続けた。
中学生の時から読者モデルとして活動しており、2010年にBiSに加入、BiS脱退後は雑誌「Nicky」(竹書房→セブン&アイ出版)の専属モデルとして活動していた。「ゆめかわいい」を「メルヘン+病み」と定義したことから「『ゆめかわいい』の提唱者」と呼ばれることがある[注 1]。
BiSの破天荒なプロモーション活動を経験後、後のCY8ERでも知名度を上げるため、ネットでバズりそうな奇抜な企画を絶え間なく展開した[3]。例えば、2014年に電車の車内にゴミを放置していたところを盗撮されるという騒動(本人は否定)[5]を元に、翌2015年8月16日にシングル「ポイ捨て、ダメ、ダメ!」をリリース、その前日に渋谷でゴミ拾いボランティアに参加[6]。2017年5月6日に行われた「武道館アイドル博」にて、CY8ERがハグ会を実施すると告知し、会場には長蛇の列ができたが、実際にはメンバーは防護服を着用していたため直接肌が触れ合うことはなかった[7]。また、3180枚の2ショットを撮影する企画や、くじ引きで全曲終えるまで会場から帰れない「耐久サイバー」も行った。
CY8ERについてはコロナ禍の発生によって解散タイミングを延期を余儀なくされ、2021年1月10日に、緊急事態宣言発令下ではあるがCY8ERの日本武道館ライブを行って解散とした。同時に、自身もアイドルを引退した[2]。
トークイベントにて、自身が社長を務めているイチゴスタイルにおける業務内容を質問され、自身の作業比率は、事務作業95%,ライブ活動5%の割合であり、少数ではあるが社員も雇っていると公言している[8]。
経歴
- 2000年代後半、渋谷でスカウトされ、ギャル系雑誌の読者モデルとして活動開始[3]。
- 2010年11月25日、OTOTOYサイト上でプー・ルイによるアイドルグループ(BiS)のメンバーとして初披露[9]。
- 2011年2月4日、BiS初ライブ。
- 2011年6月24日、BiSを脱退[10]。
- 2012年1月4日発売号より雑誌"Nicky"の専属モデルに就任し、表紙を務めた。
- 2013年5月24日、赤坂BLITZでアキシブprojectお披露目ライブ。
- 2013年11月3日、アキシブproject代表兼メンバーとして活動することを発表[12]。
- 2014年5月11日、アキシブprojectを卒業[13]。
- 2014年9月15日、この日のイベントで10月15日にシングル(「苺りなはむ」)を発売し、3ヶ月間で5000枚完売しなかった場合芸能活動を引退することを発表。
- 2016年4月23日、ストロベリー症候群結成[17]。
- 2016年12月24日、CY8ERを結成。
- 2017年7月13日、この日行われたフリーライブでストロベリー症候群活動休止[18]。
- 2018年3月9日、この日配信リリースされた中田ヤスタカ「White Cube」(アルバム『Digital Native』よりリカット)のフィーチャリングアーティストとして迎えられた[19]。
- 2018年4月11日、ソロプロジェクト・DJボーカルHamrig始動[20]。
- 2021年4月17日、苺りなはむプロデュースアイドルユニットオーディションを開始。
- 2021年9月12日、プロデュースアイドルグループHO6LA始動。
作品
配信
- 中田ヤスタカ「White Cube (+Voice Version) [feat. 苺りなはむ]」(2018年3月9日)
- 4s4ki「nexus feat.rinahamu」(2020年4月22日)
- rinahamu「ヒーロー feat.4s4ki」(2020年5月4日)
DLカード
出演
テレビ
- これって偏見ですか - テレビ朝日
- 東京アイドル戦線 - テレビ東京
- 中田ヤスタカ 初ソロアルバム『Digital Native』リリース記念SP!- AbemaTV
CM
- エースコックTVCMスーパーカップMAX「スーパーカップMAX学園に新たなバトルが勃発!それぞれの専用麺でいざ勝負!」 篇
イベント
主催/ワンマンライブ
- 2019.6.23 CY8ER DEATH MATCH at 東京ドームシティーホール(CY8ER)
- 2019.11.23 CY8ER FES at ageHa (CY8ER)
- 2020.9.26 CY8ER FES at ageHa (CY8ER)
- 2021.1.10 CY8ERなりの横浜アリーナ at 日本武道館(CY8ER)
- 2021.11.23 心拍数15Q at ageHa(BPM15Q)
- 2022.10.1 心拍数15Q 2022 at ちどり公園(BPM15Q)
- 2023.11.25 Cybertokyo at Spotify O-EAST/Spotify O-Crest/DJ Bar東間屋(東京電脳 from電音部、TeddyLoid feat.苺りなはむ,BPM15Q)
舞台
その他
- キャラクタープロジェクト『電音部』(2023年) - ねねるねる 役[23] 、ネオトウキョウエリア、ネオナカノエリアプロデューサー[24]。
脚注
注釈
- ^ 元々「ゆめかわいい」はモデルのAMOが使い始めたが、「病み」の要素はなかった[4]。
出典
関連項目
外部リンク
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メンバー |
第1期 |
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第2期 |
最終メンバー |
- ゴ・ジーラ
- アヤ・エイトプリンス
- キカ・フロント・フロンタール
- ペリ・ウブ
- パン・ルナリーフィ
- ミュークラブ
- YUiNA EMPiRE
- ムロパナコ
- トリアエズ・ハナ
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旧メンバー |
- プー・ルイ
- カミヤサキ(レンタルトレード)
- ももらんど
- ネル・ネール
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第3期 |
最終メンバー |
- トギー
- ナノ3
- ヒューガー
- イコ・ムゲンノカナタ
- クレナイ・ワールズエンド
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旧メンバー |
- マナコ・チー・マナコ
- ズズ・デス
- チャントモンキー
- イトー・ムセンシティ部
- ネオ・トゥリーズ
- シオンエピック
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音楽作品 |
シングル |
第1期 | |
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第2期 |
- SOCiALiSM
- I can't say NO!!!!!!!
- WHOLE LOTTA LOVE/DiPROMiSE
- Don't miss it!!
- アゲンストザペイン
- Are you ready?
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第3期 |
- DEAD or A LiME
- DESTROY
- CURTAiN CALL
- イミテーションセンセーション
- COLD CAKE
- TOUCH ME/LOVE
- IMAGINE?
- PMA (Positive Mental Attitude)
- BASIS
- DA DA DA DANCE SONG
- BELiEVE
- Hey boy hey girl
- イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム
- LAZY DANCE
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アルバム |
第1期 | |
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第2期 |
- Brand-new idol Society 2
- Re:STUPiD
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第3期 |
- Brand-new idol Society
- LOOKiE
- ANTi CONFORMiST SUPERSTAR
- KiLLiNG iDOLS
- NEVER MiND
- NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)
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カバー・アルバム |
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コンピレーション・アルバム ベスト・アルバム |
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オムニバス ゲスト参加作品 |
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その他 |
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映像作品 |
第1期 |
アニメ | |
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ライブ |
- ROAD TO BUDOKAN KOKUGIKAN「WHO KiLLED IDOL?」
- BiSなりのオールナイトニッポンDVD
- BiS解散LIVE「BiSなりの武道館」@横浜アリーナ
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映画 |
- アイドル・イズ・デッド
- アイドル・イズ・デッド ノンちゃんのプロパガンダ大戦争
- 完全版 BiSキャノンボール 2014
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第2期 |
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関連項目 | |
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