聖夜物語 AnEarth Fantasy Stories
『聖夜物語 AnEarth Fantasy Stories』(せいやものがたり エイナスファンタジーストーリーズ)は、ハドソンから1995年12月22日にPCエンジン SUPER CD-ROM²用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。開発はメディアワークス。ハドソン最後のPCエンジン用ソフトであった。 『エイナスファンタジーストーリーズ ザ・ファースト・ボリューム』(AnEarth Fantasy Stories THE FIRST VOLUME)と改題してセガサターンに移植された。 ストーリー主人公の実母レナは、オルト・ナッシュ教団に追われ、やむなく子供を助産婦に託す。しかし、助産婦は人気のない教会の扉の外側に子供を置き去ってしまう[1]。 雪の降る聖夜に教会におき去られた赤ん坊。通りすがった人物に拾われたその赤ん坊は成長し、主人公が15歳の時にオルト・ナッシュの布教団が訪れたことがきっかけとなり、様々な形で育ての親に不幸が見舞う。それと前後して自分が孤児だったことを知り、オルト・ナッシュと戦い、出生の謎を明らかにするために旅立つことになる[1]。やがて自分が世界の運命を握ることを知る。 特徴本作はマルチシナリオRPGと銘打っており、誰が教会の前を通ったときに泣く(ボタンを押す)かで育ての親が変わり、それにあわせて主人公の職業が「盗賊」「魔法使い」「剣士」「僧侶」となる。またストーリーも4通りに変化する。 戦闘はランダムエンカウントではなく、決まった箇所で発生するイベント方式になっている。またレベルの概念が存在せず、戦闘中にどのような行動をとったかで、各パラメータの成長が変化する仕組みになっている。 スタッフキャスト
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