聖ゲオルギオス教会 (カイロ)
聖ゲオルギオス教会(せいゲオルギオスきょうかい、聖ゲオルギウス教会[1]、アラビア語: كنيسة القديس جورج、セント・ジョージ教会〈英: Church of St. Gorge〉)または、聖マリ・ギルギス・ギリシャ正教会[2]、セント・ジョージ修道院と教会(英: Monastery 〈Convent〉 and Church of St. George)は、エジプトの首都カイロのコプト地区 (Coptic Cairo) にある正教会(ギリシャ正教)であり、敷地内で修道院につながる[1][3]。教会名は聖人である聖ゲオルギオス(マリ・ギルギス、Mari Girgis[4]、Mar Girgis〈Margirgis は、聖ゲオルギオスを意味するギリシア語: Aigiorgis の転化[5]〉)にちなむ。 教会は10世紀[1][4]またはそれ以前にさかのぼる。15世紀まではコプト教会であった[3]。西暦1世紀頃の[6]ローマ時代に築かれたバビロン要塞の場所に位置しており[2]、現在の建造物は19世紀末の火災後[6]、1904年に再建された[4][7]。 聖ゲオルギオス教会は、円形(ロタンダ)教会としてはエジプトで唯一の建造物として知られる[1][4]。基部の直径27メートル、ドームの直径13メートル、ドームと胴部の高さ11メートル、全高は22メートルである[5]。 教会の階段を上った正面(ファサード)に、馬に乗る聖ゲオルギオスと竜(ドラゴン)の浮き彫り(レリーフ)がある[3]。内部のドームの天井中央には、イエス・キリストの肖像が描かれており、窓には、以前の教会のステンドグラスが配置されている[3]。 脚注
参考文献
関連項目 |