耐糖能異常耐糖能異常(たいとうのういじょう、Impaired Glucose Tolerance; IGT)とは、75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)において、正常型と糖尿病型のいずれにも含まれない群。「糖尿病予備群」とも言える病態である。 疫学DECODA studyにおいてIGTは正常群に比べ死亡率が約2倍であった。また空腹時血糖正常でかつ糖負荷後高血糖での心血管リスクは約3倍であった。[1] 治療STOP-NIDDM studyではαグルコシダーゼ阻害剤により、耐糖能異常から糖尿病への移行を防ぐことが示された。[2](日本では保険適応はない。) 日本で行われたVICTORY studyの結果、ボグリボース(ベイスン®)による糖尿病発生予防効果も確認された。[3](日本での糖尿病発症予防の保険適応も認可された) 引用文献関連項目外部リンク
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