羽田空港第1・第2ターミナル駅
羽田空港第1・第2ターミナル駅(はねだくうこうだいいち・だいにターミナルえき)は、東京都大田区羽田空港三丁目にある京浜急行電鉄空港線の駅である。駅番号はKK17[2]。京急最東端の駅である。 2010年10月21日の羽田空港国際線ターミナル駅(現・羽田空港第3ターミナル駅)開業に伴い、羽田空港駅から羽田空港国内線ターミナル駅に改称され[3]、さらに羽田空港旅客ターミナルビルの名称変更に伴い[4]、2020年3月14日より現行の駅名に改称された[5]。ただし、列車行き先等の旅客案内上では、羽田空港第3ターミナル駅と当駅の総称として、現在でも羽田空港の名称が用いられる。 歴史当駅は、空港線が東京国際空港(羽田空港)の敷地内へ延伸された際に新規開業したものである。開業から2004年11月30日までのおよそ6年間、羽田空港の国内線発着は現在の第1旅客ターミナルビルのみ供用されていたため、西側の改札口のみ営業していたが、当初より第2旅客ターミナルビルとの接続を考慮した設計となっていた。また、当駅の真上を東京湾岸道路が通る予定となっていたこともあり、道路が出来てしまう前に開削工法で工事を行うために、空港線の第一期延伸工事(穴守稲荷駅 - 天空橋駅)と並行して工事が開始された[6]。 なお、京急では1956年から1991年にかけて、旧称と同名の「羽田空港駅」が現在の天空橋駅西側に存在していたが、これについては「天空橋駅#歴史」を参照のこと。また、現在の東京モノレール羽田空港線羽田空港第1ターミナル駅も、第2旅客ターミナルビルが供用される前の1993年から2004年までは「羽田空港駅」を名乗っていた。両社の駅名が同じ「羽田空港駅」だった2000年に、両方の駅がまとめて1駅として関東の駅百選に認定されている。[要出典] 年表
駅構造8両編成対応の島式ホーム1面2線を有する地下駅である。首都高速道路湾岸線と国道357号の真下、羽田空港第1旅客ターミナルビルと第2旅客ターミナルビルのほぼ中間に位置する。 改札口は東西にあり、西側は第1ターミナルに、東側は第2ターミナルに接続している。両ターミナルを連絡する動く歩道付きの地下通路も併設している(両ターミナル間は地上の無料連絡バスなどでも連絡している)。このほかターミナルビルに直結しない単独の地上出入口(駐車場隣接)が東西に各1か所設けられている。 第2ターミナル供用開始時から出入口付近の柱に色が施され、西側が日本航空などの発着する第1ターミナルのイメージカラーである赤色に、東側が全日本空輸などの発着する第2ターミナルのイメージカラーである青色に塗られ、出口を誤らないような工夫がなされている。他の京急線各駅や京急電車車内の路線図でも同じような記事が掲載されている。また、空港線の全列車で、当駅到着の際に、改札口と航空会社ごとの発着ターミナルの案内を行っている。 のりば
接近メロディ2005年から、開業7周年記念の「京急虹計画」プロジェクトの一環で、京急のイメージソングであるくるりの「赤い電車」をアレンジしたものを接近メロディとして使用している。2008年11月18日には品川駅下りホームで使用されているものと同じ音源に変更されている[13]。編曲はくるりのメンバーの岸田繁が自ら手掛けた(オペレーションは福嶋尚哉が担当)[21]。使用されているフレーズは2005年からのものとほぼ変わらないが、最後にグリッサンドが入っているなどアレンジや音色が異なる。
利用状況2022年度の1日平均乗降人員は89,728人[京急 1]で、京急線全72駅中5位。 開業後の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。
駅周辺
バス路線→「東京国際空港 § 路線バス」を参照
運賃に関する特記事項当駅と羽田空港第3ターミナル駅間の運賃は通常有料だが、羽田空港で国際線・国内線、または国際線同士(第2ターミナル・第3ターミナル間)を乗り継ぐ乗客に限り、その間の運賃が無料となる[25]。乗車する際には、第1・第2ターミナルの案内カウンターにおいて、パスポートと乗り継ぎ便の航空券を提示し、「乗継乗車票」を発行して貰い、それを駅の改札口にて提示する必要がある[26]。 隣の駅
脚注注釈出典
参考文献
関連項目外部リンク
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