羯磨羯磨(こんま、かつま、巴: kamma(ṃ), カンマ(ン)、梵: karma(n), カルマ(ン)[1])とは、仏教で用いられる多義的な用語の1つ。 原義は「業・行為」だが、そこから「所作・作法」を意味するようになり、派生した様々な意味として多義的に用いられる。 僧伽の会議主な用法の1つが、僧伽(僧団)の会議を指す用法である。その主なものとして、
の2種類がある。 受戒儀式出家者に具足戒を授ける受戒儀式は、初期仏教の当初から「十衆白四羯磨具足戒法」として、上記の「白四羯磨」の様式を用いていたため、受戒儀式そのものも羯磨と呼ぶようになる。 受戒儀式に参加する10名である「三師七証」の一人、読み上げ役を羯磨師(こんまし)と呼ぶ。 参考文献脚注・出典 |