第75回英国アカデミー賞

第75回 英国アカデミー賞
開催日	2022年3月13日
会場	ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール
Highlights
Best Film	『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
Best British Film	『ベルファスト』
主演男優賞	ウィル・スミス 『ドリームプラン』
主演女優賞	ジョアンナ・スカンラン（英語版） 『アフター・ラヴ（英語版）』
最多部門受賞	『DUNE/デューン 砂の惑星』（5）
最多部門ノミネート	『DUNE/デューン 砂の惑星』（11）

第75回英国アカデミー賞（だい75かいえいこくアカデミーしょう）は、2021年にイギリスで上映された映画を対象にした賞であり、2022年3月13日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで授賞式が行われた[1]。

受賞とノミネート

ノミネートは2022年2月3日に発表された[2]。太字が受賞。

フェローシップ賞

• 該当者なし

功労賞

• 該当者なし

作品賞	監督賞
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』 『ベルファスト』 『ドント・ルック・アップ』 『DUNE/デューン 砂の惑星』 『リコリス・ピザ』	ジェーン・カンピオン - 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』 ポール・トーマス・アンダーソン - 『リコリス・ピザ』 オードレイ・ディヴァン（英語版） - 『あのこと』 ジュリア・デュクルノー - 『TITANE/チタン』 濱口竜介 - 『ドライブ・マイ・カー』 アリーム・カーン - 『アフター・ラヴ（英語版）』
主演男優賞	主演女優賞
ウィル・スミス - 『ドリームプラン』 アディール・アクタル（英語版） - 『Ali & Ava』 マハーシャラ・アリ - 『スワン・ソング（英語版）』 ベネディクト・カンバーバッチ - 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』 レオナルド・ディカプリオ - 『ドント・ルック・アップ』 スティーヴン・グレアム - 『ボイリング・ポイント/沸騰』	ジョアンナ・スカンラン（英語版） - 『アフター・ラヴ（英語版）』 レディー・ガガ - 『ハウス・オブ・グッチ』 アラナ・ハイム - 『リコリス・ピザ』 エミリア・ジョーンズ - 『コーダ あいのうた』 レナーテ・ラインスヴェ（英語版） - 『わたしは最悪。』 テッサ・トンプソン - 『PASSING -白い黒人-（英語版）』
助演男優賞	助演女優賞
トロイ・コッツァー - 『コーダ あいのうた』 マイク・ファイスト - 『ウエスト・サイド・ストーリー』 キアラン・ハインズ - 『ベルファスト』 ウディー・ノーマン（英語版） - 『カモン カモン』 ジェシー・プレモンス - 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』 コディ・スミット＝マクフィー - 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』	アリアナ・デボーズ - 『ウエスト・サイド・ストーリー』 カトリーナ・バルフ - 『ベルファスト』 ジェシー・バックリー - 『ロスト・ドーター』 アン・ダウド - 『対峙』 アーンジャニュー・エリス - 『ドリームプラン』 ルース・ネッガ - 『PASSING -白い黒人-（英語版）』
オリジナル脚本賞	脚色賞
ポール・トーマス・アンダーソン - 『リコリス・ピザ』 アーロン・ソーキン - 『愛すべき夫妻の秘密』 ケネス・ブラナー - 『ベルファスト』 アダム・マッケイ - 『ドント・ルック・アップ』 ザック・ベイリン - 『ドリームプラン』	シアン・ヘダー - 『コーダ あいのうた』 濱口竜介、大江崇允 - 『ドライブ・マイ・カー』 エリック・ロス、ジョン・スペイツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ - 『DUNE/デューン 砂の惑星』 マギー・ジレンホール - 『ロスト・ドーター』 ジェーン・カンピオン - 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
アニメ映画賞	ドキュメンタリー賞
『ミラベルと魔法だらけの家』 『FLEE フリー』 『あの夏のルカ』 『ミッチェル家とマシンの反乱』	『サマー・オブ・ソウル（あるいは、革命がテレビ放映されなかった時）』 『海洋探検家クストーの遺産（英語版）』 『牛（英語版）』 『FLEE フリー』 『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』
非英語作品賞	キャスティング賞
『ドライブ・マイ・カー』 『Hand of God -神の手が触れた日-』 『パラレル・マザーズ』 『秘密の森の、その向こう（英語版）』 『わたしは最悪。』	『ウエスト・サイド・ストーリー』 『ボイリング・ポイント/沸騰』 『DUNE/デューン 砂の惑星』 『Hand of God -神の手が触れた日-』 『ドリームプラン』
撮影賞	衣裳デザイン賞
グリーグ・フレイザー - 『DUNE/デューン 砂の惑星』 ダン・ローストセン - 『ナイトメア・アリー』 リヌス・サンドグレン - 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 アリ・ウェグナー（英語版） - 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』 ブリュノ・デルボネル - 『マクベス』	『クルエラ』 『シラノ』 『DUNE/デューン 砂の惑星』 『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』 『ナイトメア・アリー』
編集賞	メイクアップ&ヘア賞
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 『ベルファスト』 『DUNE/デューン 砂の惑星』 『リコリス・ピザ』 『サマー・オブ・ソウル（あるいは、革命がテレビ放映されなかった時）』	『タミー・フェイの瞳』 『クルエラ』 『シラノ』 『DUNE/デューン 砂の惑星』 『ハウス・オブ・グッチ』
作曲賞	プロダクションデザイン賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』 『愛すべき夫妻の秘密』 『ドント・ルック・アップ』 『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』	『DUNE/デューン 砂の惑星』 『シラノ』 『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』 『ナイトメア・アリー』 『ウエスト・サイド・ストーリー』
音響賞	視覚効果賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』 『ラストナイト・イン・ソーホー』 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』 『ウエスト・サイド・ストーリー』	『DUNE/デューン 砂の惑星』 『フリー・ガイ』 『ゴーストバスターズ/アフターライフ』 『マトリックス レザレクションズ』 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
英国作品賞	新人賞
『ベルファスト』 『アフター・ラヴ（英語版）』 『Ali & Ava』 『ボイリング・ポイント/沸騰』 『シラノ』 『Everybody’s Talking About Jamie ～ジェイミー～（英語版）』 『ハウス・オブ・グッチ』 『ラストナイト・イン・ソーホー』 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 『PASSING -白い黒人-（英語版）』	ジェイムズ・サミュエル（英語版） - 『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野』 アリーム・カーン - 『アフター・ラヴ（英語版）』 ジェームズ・カミングス、ヘスター・ルオフ - 『ボイリング・ポイント/沸騰』 ポジー・ディクソン、リヴ・プロクター - 『Keyboard Fantasies』 レベッカ・ホール - 『PASSING 白い黒人（英語版）』
短編アニメ映画賞	短編映画賞
『Do Not Feed the Pigeons』 『Affairs of the Art』 『Night of the Living Dread』	『The Black Cop』 『Femme』 『The Palace』 『Stuffed』 『Three Meetings of the Extraordinary Committee』
EEライジング・スター賞
ラシャーナ・リンチ アリアナ・デボーズ ハリス・ディキンソン ミリセント・シモンズ（英語版） コディ・スミット＝マクフィー

複数部門でのノミネート・受賞

複数部門でノミネートされた作品

ノミネート数	作品
11	『DUNE/デューン 砂の惑星』
8	『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
6	『ベルファスト』
5	『リコリス・ピザ』
	『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
	『ウエスト・サイド・ストーリー』
4	『アフター・ラヴ（英語版）』
	『ボイリング・ポイント/沸騰』
	『シラノ』
	『ドント・ルック・アップ』
	『ドリームプラン』
	『PASSING -白い黒人-（英語版）』
3	『コーダ あいのうた』
	『ドライブ・マイ・カー』
	『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
	『ハウス・オブ・グッチ』
	『ナイトメア・アリー』
2	『Ali & Ava』
	『愛すべき夫妻の秘密』
	『クルエラ』
	『Flee』
	『Hand of God -神の手が触れた日-』
	『ラストナイト・イン・ソーホー』
	『ロスト・ドーター』
	『サマー・オブ・ソウル（あるいは、革命がテレビ放映されなかった時）』
	『The Worst Person in the World』

複数部門で受賞した作品

受賞数	作品
5	『DUNE/デューン 砂の惑星』
2	『コーダ あいのうた』
	『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
	『ウエスト・サイド・ストーリー』

参考文献

1. “Bafta Film Awards 2022: Winners list in full”. 2022年3月14日閲覧。
2. “Baftas 2022: the full list of nominations”. 2022年2月8日閲覧。

外部リンク

• 公式ウェブサイト