第3装甲旅団 (ドイツ連邦陸軍)
第3装甲擲弾兵旅団「ヴェーザー=ライネ」(だい3そうこうりょだん、ドイツ語:Panzerbrigade 3, "Weser-Leine")は、ドイツ連邦陸軍の旅団の一つ。旅団司令部はニーンブルク/ヴェーザーに置かれ、隷下部隊の多くはニーダーザクセン州東部に駐屯していた。 歴史陸軍第1次編制1957年、ニーンブルクにてC1戦闘群が編成される。当初は第51擲弾兵大隊と第1駆逐戦車大隊から成っていた。1958年に第33戦車大隊が編成されミュンスターに駐屯する。C1戦闘群はハノーファーの第1装甲師団隷下となる。 陸軍第2次編制および第3次編制陸軍第2次編制で、1959年に第3装甲旅団に改編・改称される。第36補給大隊はロックムに、第30装甲工兵中隊はミンデンに駐屯した。第33戦車大隊はバーメに移駐する。1959年、第51擲弾兵大隊は第32装甲擲弾兵大隊に改編・改称される。1959年、ランゲンダムの第1駆逐戦車大隊は第34戦車大隊(のちの第334戦車教導大隊「ツェレ」)に改編・改称され旅団隷下となる。1961年第30防空中隊が編成準備され、第30装甲工兵中隊はニーンブルクに移駐する。1963年、第35装甲砲兵大隊はデデスドルフに駐屯し、第37野戦予備大隊はゲストに駐屯し、第103教育大隊はロックムに駐屯した。 1964年、旅団隷下部隊は改編され、第36補給大隊はランゲンダムに、第37野戦予備大隊はロックムに移駐する。1965年、ランゲンダムにて第30特殊武器防護大隊が編成準備され、第33戦車大隊もランゲンダムに移駐する。1967年、ランゲンダムにて第30駆逐戦車中隊が新編され1968年にショイエンへ移駐し、1969年には第34戦車大隊が移駐する。1971年、第103教育大隊が解隊され、第30装甲工兵中隊はランゲンダムからデデスドルフに移駐する。1972年、第30装甲偵察小隊が編成準備されるが、1979年に旅団司令部中隊に編入される。 陸軍第4次編制1976年、第34戦車大隊と第35装甲砲兵大隊はツェレの第33装甲旅団に配転される。代替として旅団には第334戦車大隊と第335装甲砲兵大隊が編入される。1981年に第335装甲砲兵大隊は第35装甲砲兵大隊に改称され、第30駆逐戦車中隊は第330駆逐戦車中隊に改称される。また、同じく1981年には第30装甲工兵中隊は第330装甲工兵中隊に改称され、第31戦車大隊が再編成される。1982年、第30装甲偵察小隊は独立部隊に復帰する。1983年に第30装甲工兵中隊はニーンブルクに移駐する。 陸軍第5次編制第3装甲旅団は、陸軍第5次編制にて非現役化が実施されることになる。解隊前の旅団は以下のとおりであった。
1992年に第32装甲擲弾兵大隊と第33戦車大隊はアウグストドルフの第21装甲旅団に配転される。第30補給中隊と第30整備中隊は解隊される。残余の部隊は非現役化が進められていたが、1993年に旅団は解隊された。 歴代旅団長
脚注外部リンク
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