第23回サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会賞

第23回サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会賞
開催日	2024年12月15日
国	アメリカ合衆国
主催	サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会
最多受賞者	『ブルータリスト（英語版）』(4) 『ANORA アノーラ』(4)
最多ノミネート	『ブルータリスト』(9)

第23回サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会賞（23rd San Francisco Bay Area Film Critics Circle Awards）は、2024年の映画を対象とした映画賞。2024年12月13日にノミネート作品が発表され[1][2]、同月15日に受賞者が発表された[3][4][5]。最多ノミネート作品は『ブルータリスト（英語版）』の9部門で、『教皇選挙』の7部門、『ANORA アノーラ』の6部門が続いた。最多受賞作品は『ブルータリスト』『ANORA アノーラ』の4部門である。

受賞結果

部門賞

作品賞（英語版）	監督賞（英語版）
『ANORA アノーラ』 『ブルータリスト（英語版）』 『Hard Truths』 『Nickel Boys』 『Sing Sing』	ブラディ・コーベット - 『ブルータリスト（英語版）』 ショーン・ベイカー - 『ANORA アノーラ』 コラリー・ファルジャ（英語版） - 『The Substance』 マイク・リー - 『Hard Truths』 ラメル・ロス（英語版） - 『Nickel Boys』
主演男優賞（英語版）	主演女優賞（英語版）
コールマン・ドミンゴ - 『Sing Sing』：ジョン・ウィットフィールド エイドリアン・ブロディ - 『ブルータリスト（英語版）』：ラースロー・トート ティモシー・シャラメ - 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』：ボブ・ディラン ダニエル・クレイグ - 『Queer』：ウィリアム・リー レイフ・ファインズ - 『教皇選挙』：トーマス・ローレンス枢機卿	マリアンヌ・ジャン＝バプティスト - 『Hard Truths』：パンシー カルラ・ソフィア・ガスコン（英語版） - 『エミリア・ペレス（英語版）』：エミリア・ペレス アンジェリーナ・ジョリー - 『Maria』：マリア・カラス マイキー・マディソン - 『ANORA アノーラ』：アノーラ デミ・ムーア - 『The Substance』：エリザベス
助演男優賞（英語版）	助演女優賞（英語版）
ユーリー・ボリソフ（英語版） - 『ANORA アノーラ』：イゴール キーラン・カルキン - 『リアル・ペイン 〜心の旅〜（英語版）』：ベンジ・カプラン クラレンス・マクリン（英語版） - 『Sing Sing』：本人役 ガイ・ピアース - 『ブルータリスト（英語版）』：ハリソン ジェレミー・ストロング - 『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』：ロイ・コーン	ジョアン・チェン - 『Dìdi』：チャンシン アリアナ・グランデ - 『ウィキッド ふたりの魔女』：ガリンダ・アップランド（英語版） キャロル・ケイン - 『Between the Temples』：カルラ イザベラ・ロッセリーニ - 『教皇選挙』：シスター・アグニス ゾーイ・サルダナ - 『エミリア・ペレス（英語版）』：リタ・モーラ・カストロ
脚色賞（英語版）	脚本賞（英語版）
グレッグ・クウェダー、クリント・ベントレー、クラレンス・マクリン（英語版）、ジョン・ホイットフィールド - 『Sing Sing』 ピーター・ストローハン - 『教皇選挙』 ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ジョン・スペイツ - 『デューン 砂の惑星 PART2』 ジャック・オーディアール - 『エミリア・ペレス（英語版）』 ラメル・ロス（英語版）、ジョスリン・ジョーンズ（英語版） - 『Nickel Boys』	ショーン・ベイカー - 『ANORA アノーラ』 ブラディ・コーベット、モナ・ファストヴォールド（英語版） - 『ブルータリスト（英語版）』 マイク・リー - 『Hard Truths』 ジェシー・アイゼンバーグ - 『リアル・ペイン 〜心の旅〜（英語版）』 コラリー・ファルジャ（英語版） - 『The Substance』
アニメ映画賞（英語版）	ドキュメンタリー映画賞（英語版）
『Flow』 『インサイド・ヘッド2』 『Memoir of a Snail』 『ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!（英語版）』 『野生の島のロズ』	『Sugarcane』 『Daughters』 『ノー・アザー・ランド』 『Super/Man: The Christopher Reeve Story』 『ウィル&ハーパー（英語版）』
国際映画賞	撮影賞（英語版）
『聖なるイチジクの種（英語版）』 『All We Imagine as Light』 『エミリア・ペレス（英語版）』 『I'm Still Here』 『Kneecap』	ロル・クロウリー（英語版） - 『ブルータリスト（英語版）』 ステファーヌ・フォンテーヌ（英語版） - 『教皇選挙』 グリーグ・フレイザー - 『デューン 砂の惑星 PART2』 ジョモ・フレイ（英語版） - 『Nickel Boys』 ジェアリン・ブラシュケ（英語版） - 『ノスフェラトゥ』
編集賞	作曲賞
ショーン・ベイカー - 『ANORA アノーラ』 ダーヴィド・ヤンチョ - 『ブルータリスト（英語版）』 マルコ・コスタ - 『チャレンジャーズ』 ニック・エマーソン - 『教皇選挙』 ハンスヨルク・ヴァイスブリッヒ（英語版） - 『September 5』	ダニエル・ブルームバーグ（英語版） - 『ブルータリスト（英語版）』 トレント・レズナー、アッティカス・ロス - 『チャレンジャーズ』 フォルカー・ベルテルマン - 『教皇選挙』 クレモン・デュコル（英語版）、カミーユ - 『エミリア・ペレス（英語版）』 クリス・バワーズ - 『野生の島のロズ』
美術賞
ジュディ・ベッカー（英語版） - 『ブルータリスト（英語版）』 スージー・デイヴィス、シンシア・スレイター - 『教皇選挙』 ズサンナ・シポス（英語版）、パトリス・ヴァーメット、シェーン・ヴィア（英語版） - 『デューン 砂の惑星 PART2』 クレイグ・ラスロップ - 『ノスフェラトゥ』 ネイサン・クロウリー、リー・サンデルズ - 『ウィキッド ふたりの魔女』

特別賞

インディペンデント映画特別賞	マーロン・リッグス賞
『Femme』 『Exhibiting Forgiveness』 『Rumours』 『The Secret Art of Human Flight』	サン・クエンティン映画祭（ラーサーン・"ニューヨーク"・トーマス、コーリ・トーマス（英語版））

出典

1. Anderson, Erik (December 13, 2024). “2024 San Francisco Bay Area Film Critics Circle (SFBAFCC) Nominations”. AwardsWatch. December 14, 2024閲覧。
2. Neglia, Matt (December 13, 2024). “The 2024 San Francisco Bay Area Film Critics Circle (SFBAFCC) Nominations”. Next Best Picture. December 14, 2024閲覧。
3. Anderson, Erik (December 15, 2024). “2024 San Francisco Bay Area Film Critics Circle (SFBAFCC) Winners: 'Anora', 'The Brutalist', 'Sing Sing' Earn Top Awards”. AwardsWatch. December 15, 2024閲覧。
4. Neglia, Matt (December 15, 2024). “The 2024 San Francisco Bay Area Film Critics Circle (SFBAFCC) Winners”. Next Best Picture. December 15, 2024閲覧。
5. Chronicle Staff (December 15, 2024). “Bay Area critics pick 'Anora' as Best Picture of 2024, Colman Domingo as Best Actor”. SF Chronicle Datebook. December 15, 2024閲覧。

外部リンク

• 公式ウェブサイト（英語）