笑福亭晃瓶
笑福亭 晃瓶(しょうふくてい こうへい、1960年〈昭和35年〉3月24日[1] - )は、大阪市東住吉区(現:平野区)長吉出身の落語家。松竹芸能所属。 本名は廣田 勝(ひろた まさる)。血液型B型。京都市在住。未婚。 人物蒲生4丁目で生まれ、3か月後に母が家賃780円の市営住宅第一住宅6班木造平屋戸建て(現長吉東部中央公園)の抽選を当て長吉長原に引っ越す。昭和7年生れの父(享年74)は兵庫県揖保郡太子町出身で燃料会社品川燃料で練炭や豆炭を運ぶ会社員、母は桂小文枝の姉と同級生で料理店やブティックを経営。母とは20歳違い。2人兄弟で、4歳下の弟がいる[注 1]。長吉東小学校に入学、長吉南小学校開校に伴い転校。小学校3年で家族がばらばらになり、寝屋川市萱島8丁目の母方のおば祖母に1人預けられ、寝屋川南小学校に通った。小学校6年から平野に戻り、父と弟と暮らし長吉中学校に通った(2年後輩に3代目林家染二がいる)。 長吉高校(1期生)卒業後、家具やガスの仕事、劇団員を経て、同じ長吉生まれであった鶴瓶が好きで鶴瓶のような漫談がしたくて、人気者になって女性にもてたくて、鶴瓶に弟子入り。スタジオの外で出待ちし「弟子にして下さい」と言ったら、「ほなまたいっぺん手紙書いといで」と言われて、手紙を書いて、それを師匠が読んで、電話がかかってきて、面接が実施され「ほな早いほうがいいわ」とその週に入門した。入門を請うたのは達瓶の方が早かったが、親の説得に時間がかかったため、その間に晃瓶と純瓶が入門。結果、年齢順での入門になる。「達瓶が先に入門していたら、落語家晃瓶はなかったと思う」と語っていた。 通いで西宮市で3年間修行し、修行中は主に料理と車の運転を担当。初舞台は十三の鰻屋の2階。元々漫談志向だったが、師匠・鶴瓶が2002年頃から落語に力を入れ始めたため、晃瓶含め鶴瓶の弟子全員が落語に熱心に取り組む。スパゲッティ屋(イタリアン)に集まって、「これからはやっぱり落語や。俺がお前らを落語で食えようにしたる。俺がやるからお前らもやれ。稽古はお前ら勝手に自分らでやれ、テープで覚えなさい」と命を受ける。 蒲生、長吉、萱島、長吉(噺家になるまで)、門戸(修行中)、高安(踏切近く)、住之江、門真の順に在住し、その後は大阪を離れ、堀川今出川を経て、即決即買し2014年2月から中京区在住。生れて初めてソファーの生活を始める。好きな食べ物はイチゴ。カラスの頭の良さに感心する一方、鳩が苦手で鳩の柄を見るたびに気分が悪くなっている。 現在は『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』を中村薫と共に担当している。開始当初1年半はKBS京都近くのホテルから通っていた(週末は門真に帰っていた)が、上方落語会での悪い噂が決定打となりホテルを出る。放送のある月曜から金曜は4時に起きる。 自らの落語会「洛楽寄席」を春に、「洛楽笑会」を秋冬に、京都を中心に催す。「晃瓶のわかやぐ会」を3月と9月に帝塚山無学[2]で催す。繁昌亭にも助っ人で年数回は出演する。彦八まつりにも毎年参加する。 生きる原動力は女性。女性がいなければ働かない。女性器を表す関東4文字には興奮しないが、関西3文字には興奮する。住之江に住んでいた頃、土壁に耳を押し当て隣室のカップルの性行為を最後まで聞いていた。KBS第1第2スタジオ間のガラスに尻を押し付け、女性に肛門を見せつけディレクターに怒られる。初めて好きなになった芸能人は岡崎友紀、次が桜田淳子、シェリル・ラッド。好きな歌手は夏川りみ。長年交際している13歳下の女性がいて、森脇健児に言われてKBSの自身の番組では言わなくなったが、OBCや桂米團治の番組では語っていて、名古屋に月2、3回通っている。 2018年10月25日に女性と後述のチョロQでは、恥ずかしいとのことで、温泉と唐揚げを追加するよう自身のラジオ番組でリスナーに呼びかけた。遊ぶ用、ケースで飾っておく用、と同じチョロQを2台買う。KBSの中継車のチョロQも所有している。 趣味はウォーキング、チョロQ収集など。チョロQは300台ほど所有していてケースに入れて大事に保管している。料理好きでパン教室に通ったこともある。高校卒業後は専門学校に通い調理師になるつもりで、入学資金もちゃんと用意していた(中学生の時の夢は吉本新喜劇)。小学4年生の時、学級委員をした。中学では、マジッククラブで、バスケットボールもしていた。バスケットはさぼってばかりいたので全然上達しなかった。中学や高校では「シュークリーム」、「みえこ」などと呼ばれていた。社会人になって一時期、職場で卓球をしていた。反中主義者。宗教お東さん。 175.2cm(2021年12月計測)。83kg(2022年10月時点)。体重は90kg台の時もあったが、2006年秋の「ほっかほか北海道ツアー」の時には、67,8kg位まで痩せた。股下76cm。靴のサイズ27〜27.5cm。足元と股間は特にきれいにしていて、中村薫が臭いだ時も全然くさくなかった。近視、左目だけ乱視。視力右0.4左0.2(2022年11月17日時点)。 2011年5月13日には「ほっかほかラジオ」終了後、1人で新幹線とレンタカーを乗り継ぎ、宮城県石巻市のRQ河北ボランティアセンターまで駆けつけ、落語を2席披露。翌14日にはKBS京都のスタッフと合流し、気仙沼市の小泉中学校、南三陸町の歌津中学校で落語会を開いた。2012年3月には、自ら企画して「東北応援ツアー」を実施した。 出演
晃瓶落語会
過去の出演番組ラジオ
単発
など テレビ
他に、関西テレビ☆京都チャンネルで落語が放送された 著書
出演イベント
関連項目
脚注注釈
出典外部リンク
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