竹千代通り竹千代通り(たけちよどおり)とは、愛知県岡崎市にある岡崎公園を通る道路の通称名である。菅生川(乙川)の北岸沿いを通る。 概要竹千代とは、安祥松平家、徳川将軍家の世子の幼名をいうが、ここではとくに徳川家康の幼名を指す。岡崎城で出生した徳川家康の幼名にちなんで付けられた愛称道路(市道)である。 竹千代通りにはかつて菅生川の河川敷に御用土場(船着場)があり、三河湾から矢作川に入り岡崎城まで往来する舟運で栄えた。「五万石でも岡崎さまは、お城下に船が着く」と歌われたほどである。土手に五万石船のモニュメントがある。現代では乙川の水量が減り、荷積みの船を渡すことは困難である。例年4月頃の岡崎桜まつりの時期には観光として遊覧船を楽しむことができる。 明大寺本町から八帖町・矢作橋方面に行く際に、国道1号の康生通南交差点を経由せずに、竹千代通りを抜け道として通行する自動車・原付が多い(とくにタクシーの通行が目立つ)。 例年8月初旬に行われる花火大会では、岡崎警察署が岡崎ニューグランドホテル付近に警備隊本部を構え、事故等の発生を警戒している。 2015年10月から2016年3月にかけて「乙川プロムナード整備工事」が行われ、全面石畳風舗装に変わった[1]。「半たわみ性舗装」を採用し、デザインカッターにより目地が設けられた。また、木目調ベンチ付ポール灯やボラード灯など、岡崎城下の堤防道路として景観が図られた[2]。 行事
交通規制
通行上の注意
接続する路線
沿線・周辺脚注
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