稲葉 馨(いなば かおる、1952年4月26日[1] - )は、日本の法学者。専門は行政法。東北大学名誉教授。静岡県伊東市出身。
経歴
略歴は以下のとおり[2]。
- 1975年03月 - 東北大学法学部卒業
- 1977年03月 - 東北大学大学院法学研究科修士課程修了
- 1977年04月 - 東北大学法学部助手
- 1981年04月 - 熊本大学法学部専任講師
- 1983年07月 - 熊本大学法学部助教授
- 1992年10月 - 法政大学法学部教授
- 1998年02月 - 博士(法学)(東北大学)(学位論文「行政組織の法理論」)
- 2000年04月 - 東北大学大学院法学研究科教授
- 2004年04月 - 東北大学大学院法学研究科総合法制専攻教授
- 2006年11月 - 東北大学大学院法学研究科長・法学部長(2009年3月まで)
- 2018年03月 - 東北大学定年退職[3]
- 2018年04月 - 東北大学名誉教授
- 2019年 4月 - 立正大学法学部教授[4]
著作
単著
共著
- (人見剛・村上裕章・前田雅子)『行政法』(有斐閣LEGAL QUESTシリーズ,初版・2007年、第2版・2010年、第3版・2015年、第4版・2018年)
共編
- (辻村みよ子)『日本の男女共同参画政策―国と地方公共団体の現状と課題』(東北大学出版会,2005年)
- (高木光)『ケースブック行政法』(弘文堂,第3版・2007年、第4版・2010年)
- (亘理格)『行政法の思考様式―藤田宙靖博士東北大学退職記念』(青林書院,2008年)
- (下井康史・中原茂樹・野呂充)『ケースブック行政法』(弘文堂,第5版・2014年、第6版・2018年)
脚注